ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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メランコリーなスタジアム

DSC06578a.jpg
Ernst Leitz Wetzler 'Summar' 5cm / 2(1937)

古い野球場のフェンス(ネット)に絡み付く
ツタとその実…?と思いきや、
どうやらこれはノブドウ(野葡萄)の実らしい。

色合いが、いかにも鳥や虫が好きそうな、
見事にワイルドでナチュラル…それでもって、
ほんの少しポップなマルチカラー。

「こいつはヒトが食べちゃあ駄目だぞ!」

そんな風に、食物連鎖を司る神様が警告してるような
厳かな趣きすら感じてしまう色彩の妙に、
なんだかちょっと、意味なく嬉しくなったりするのだ。

ここは大学の野球場だが、たぶん昭和35年に開催された
地元国体の為に整備されたフルスペックのスタジアムで、
我々が子供の頃は高校野球の予選大会なども
ここで盛大に行なわれていたと記憶しているが、
今は大学の…存在するのかどうかも分からない
野球部の練習場…。

もちろん練習風景など、ほとんど観たことがない。

客席など、もう何十年も使ってないだろうから、
ぼろぼろに朽ち果て、その割れたコンクリート席の
隙間から雑草が吹き出している…。

丁度私が高校生の頃に、同市の郊外にプロ球団の
公式戦も行える野球場が新設され、国体時代に新設した
メイン球場と並んで、この2球場が地元球場として
今も盛んに使用され、堂々、並び立つのだけれど、
こちらの球場は見事に存在を忘れ去られ、
かつての栄華を偲ばれることもなく、
人知れず朽ち果てている。

で…!ご明察の通り、私はそんな風情が大好物!!

ただし、ぼろぼろに朽ち果ててるくせに、
内部には関係者以外は立ち入れないようで、
その点がとても残念(殆ど外から見渡せるけど…)。

子供の頃は普通に中に入って、勝手に野球やってたように
記憶してるけれど、あれは子供ならではの
不法侵入だったかもしれない…。

今は野球なんて全然興味ないけれど、
この球場周辺に来ると、何となく野球少年だった頃の
幼い自分を思い出したりして、何だかとても個人的ながら
ここが自分にとってのフィールド・オブ・ドリームス!
そんな感じのメランコリックな場所だったりするのだ。



ピート・バーンズが亡くなったそうだ。
またしても同世代の死…なんだか辛いね。

初めて聴いたのは、たぶんこの曲。
あまりにもエゲツナクて、しかも圧倒的な歌唱に驚いて
勢いそのまま、デビューアルバムと、Extendedな
12インチシングルまで買ったと記憶している。

彼の野性的で魅力的な声量と歌唱力から、
今後、どれだけ成長するのか、
とても楽しみなバンドだったけれど、
残念ながら、さほど良いプロデューサーにも恵まれず(?)、
単にセクシャルでマッチョ?そんな部分だけ摘ままれて
見世物小屋的にデフォルメしたようなツマラナイ音楽になってしまって、
まあその後、彼らの新作を買うことは二度となかったけれどね…。

その後の容貌の変容を見ても、何となくこの人の抱えた
苦悩とストレスは、我々には計り知れない、
大変なものだったことが偲ばれて、
とても息苦しくなる。

それに比べれば、That's The Way…この時代はまだ彼も含め、
皆が皆、呑気で大らかな時代だった…。

何にしろご冥福を…。

Dead Or Alive - That's The Way ( I Like It)


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6 Comments

yuccalina says...""
こんにちは。ニュースではボーイ・ジョージのコメントが紹介されてましたね。かつては私の大好きなジュリアンのお仲間だったそうですが、私はデッド・オア・アライヴは最初からあんまり好きではありませんでした。その後のユーロビートブームは忌み嫌ってましたし、、、。70年代のディスコブーム同様流行ってそればっかりになっちゃうとねえ。
近年は日本のバラエティ番組で『整形し過ぎで顔面崩壊した男』として注目されてたとか。生き辛さから解放されたと良い方に取るしかないのかなあ。
2016.10.26 13:04 | URL | #qhVXTLRM [edit]
pipco1980 says..."yuccalinaさん まいどです"
ボーイジョージにしろ、yuccalinaさんご贔屓筋のジュリアンコープにせよ
世に出たばかりは、まだその破壊力のみで何者かよくわからなくて
その何者でもないところが、また面白かったりするのですけど、
問題はその後の成長とか方向性。

ピートバーンズは明らかに、「あんた、そっち行くのかい?」って感じで
一期一会になっちゃいました。
まだハイエナジーとか意味すら分かってませんでしたしね!
2016.10.26 19:03 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

へ~、サンシャイン・バンドのカバーなんぞしていたんですね・・・。

「デッド・オア・アライブ」の曲はYou Spin Me Roundぐらいしか知りませんが、
まったく興味が無かったですね・・・(^_^;)

取引先の人がディスコ好きで、一度彼の車で送ってもらった時、
この曲ばかり流れるので閉口した記憶があります。
まー、そんな思い出だけですね(笑)
2016.10.26 19:16 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
たぶん最初はパンキッシュで、バウハウスみたいなゴシック方向の
クールなバンドだったと記憶してるんですが、いつの間にか
バブリーでえげつないハイエナジー方向のバンドになっちゃってました。
まさに♫ガッツだぜ!ですな…。

ディスコ好きサラリーマンって、自分も覚えがありますけど、
結構ウザいっすよね….。意味のまったく分からない音楽が鳴り続ける
クルマに同乗は、ちょっとした拷問でありました。
まあサザン大会もある意味拷問でしたけど…。
2016.10.26 19:39 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ピート・バーンズ"
ビートルズの4人にしても、デビューから解散まで、容姿も変わったし、
ソロになり、さらに歳を重ねるし、自分のような一般人でも同様ですが、
朝日新聞のピート・バーンズの訃報写真は、河童か烏天狗みたいで、
何かしらの悪意を感じてしまったのは、自分の被害者妄想でしょうか。

彼の曲は、ユーロビートというか、テクノやパンクを通過したあとの音、
ポリスからデュランデュラン、ユーリズミックスの洋楽ヒットみたいです。
2016.10.26 21:01 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
なんかね、メディアは彼のことを「時代の徒花」って感じで
語られて仕舞ってる感じですけど、才能はもの凄かったと思うんです。
その使い方がね....どうも違っちゃったかなって感想ですね。
そもそもこのPVも、なんじゃろうもん?って感じで、
いったいどういう層をターゲットにした映像だったのか??
そのへんから、プロデュース側のアイデアの貧困さが
露呈してしまった感じで、なんだかこの辺りが不幸の始まり?っていう
イヤな感触があります。正統的に凄い歌手だったのにね...?
2016.10.26 21:24 | URL | #- [edit]

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