ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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魔性のいろいろ…。

DSC06650a2.jpg
Ernst Leitz Wetzler 'Summar' 5cm / 2 (1937)

うすらぼんやりで駄目駄目な写真なのは
充分に理解している。
しかし自惚れながら、これが、自分には
とても好もしい描写だったりする。

さて…体調もまあまあだし、コーエンにでも登って
紅葉の様子をみようか…。と、エッチラ出掛けてみたものの、
カメラには、いつものようにこの1937年、即ち
昭和12年製造のズマールのみ…。

当時から、ライツ社(ライカ)なのに、
このズンマー(戦前の呼称)ってやつは、
超癖玉とかボケ玉とか、ソフトすぎて使い物にならない…
などなど、悪口云われ放題のレンズ…。

個人的にはクセもボケも望むところで、大好物なのだが、
本日のターゲットの「紅葉の鮮やかさ…」は、
これではもはや望むべくもなく、この時点では
まだまだキリリと紅葉しきらない樹木の
茫洋とした「佇まい」を、そのまま描写する方策に
戦略を変更するしかない…。

カメラ好きの方々のブログや、写真の専門誌なんかでは
写真の一部を拡大して見せて

「どうです、キリリと精密な素晴らしい描写力でしょ!」

っていう記事を良く見かけるけれど、
まあ最新の一眼レフカメラとレンズの性能はよくわかったし、
絵葉書みたいな写真も素晴らしいけれど、自分的には、

「ひねもすのたりのうすらぼんやりな佇まい…」

その心地良さが、じんわり&まったりと伝わって、
肩から背中にかけての筋肉が弛緩するような
リラックスした感覚を感じてもらえるヒトが居れば、
なにしろ幸いなのである…。

そう云うわけで自分的にはこのズマールが
今のところ魔性のレンズ…なのである。



さて魔性の女「ヴァレリーカーター」である。

77年の「愛はすぐそばに」っていう彼女のソロデビュー作が
なにしろ素晴らしかった。
当時のウェストコースト系の考えうる豪華ミュージシャンが
総出演!っていうのも壮絶だった。

この前から登場しまくってるロウエルジョージを筆頭に
リトルフィートのフルメンバーに、またしてもジョンホール…
ジャクソンブラウンにジョンセバスチャン、リンダロンスタッド…。
さらにはどういう関係かモーリスホワイト以下EW&F勢も丸ごと参加。
当然内容も名作の誉れ高い。

すぐに出たセカンドアルバムは、やや地味目にTOTOがフルバックアップ
…いずれにせよ豪華絢爛…。

その後はとんと噂を聞かなくなったなあと思ってたら、
90年代のある日、中野サンプラザでジェームステイラーのライヴ...
たまたま隣接の中野ブロードウェイに用事があって、
ふらっとサンプラ周辺を通りかかった私は、
そのまま当日券を買って入場すると、どうも気になる声の
バックヴォーカルのおばちゃんがいるのだ…。

やがて、彼女をフィーチャーした曲になり、JTが
「ミス、ヴァレリー…ヴァレリーカーター!」と紹介して、
「やっぱりかあ!」と、モヤモヤは晴れるのだが…
うーむ年月は…怖い。まあ、お互い様かあ!

ところが、なんと、1996年にひっそりと、通算3枚目の
新作アルバムを、前作から18年ぶりに発表していたのを、
愚かにも私は最近知ることとなって、慌ててポチしたわけだけど
これがまた実にいい感じ。

相変わらずジャクソンブラウンはいるし、リンダもJTもやっぱりいる。
曲はみんな良いから迷ったけど、ジャクソンブラウンの
「ランニング・オン・エンプティ」ってアルバムに入ってた
「Love Needs A Heart」って曲…てっきりカバー曲かと思ったら、
なんとジャクソンブラウン、ロウエルジョージ、
そしてご本人ヴァレリーカーター、三者の共作!ということも、
今回初めて知った。

色々と浮き名を流した彼女だったが、もはや見かけは結構
「どすこい」なオバチャン体系…
しかし相変わらず透明感溢れる瑞々しい声…!
やっぱり「魔性」に違いないな…。

Valerie Carter - Love Needs A Heart


一応参考までにデビュー作から…ジョンホールの几帳面で上々な御機嫌の
バッキングのギターサウンドには、自分も多いに影響を受けたように思う…。
Valerie Carter - Ooh Child


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8 Comments

バニーマン says...""
えーっ・・・!!!
今、CD棚から「ランニング・オン・エンプティ」を引っ張り出して確認しました。
忘れていた? いや、知らなかった?
兎に角ビックリ、「Love Needs A Heart」が三人の共作だったとは!

Ooh Child 、めちゃくちゃ好きなんですよ。

あと彼女のデュエット参加曲、リトル・フィートのLong Distance Love、
クリストファー・クロスのSpinningとかも大好きです。
2016.10.28 21:04 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
えーっ・・・!!!
こちらも今、CD棚から「Little Feat Box」を引っ張りだし…
えと...どのアルバムだっけ?? The Last Record Album??
あったあった…確認しましたよ。確かにいますね(笑)。

クリストファークロスは持ってないですなあ…。

というわけで…ロウエルジョージはまた格別にご寵愛の様子でしたが、
彼女はさすがに魔性で、あっちもこっちもひらひらと、さすがの猛者どもも
彼女には翻弄されっぱなしと、伝えられてましたね当時は…。

Ooh Childはローラニーロ版で大好きになった曲でしたが、
結局ヴァレリー版を一番聴くようになりました。
ちなみにスティービーウィンウッドの「ヴァレリー」とは、
「私のことよ!」と本人が云ってるようです….
魔性は海を越えていたのかあ!?
2016.10.28 22:10 | URL | #- [edit]
花 says...""
お久しぶりダス~。
近所の仏事に 何度か出席してるうちに
更新放棄して、毎日グダグだしてました。
めっきり寒くなったよね~
朝夕、ストーヴのお世話になってる。
体調が落ち着いてる様子で良かったわ~♪
カメラのことも、音楽の事も よく知らねども
読んでればおもしれんて、まだくるど~。よろぴくね! ♪(* ̄ω ̄)v
2016.10.29 10:04 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃん 毎度ダス"
魔性の花ちゃん 久しぶりだす!

さあさ、寒くなったら、いよいよ花ちゃん周辺の天下だすな!
雪囲いして、部屋暖ったけーくしたら、保存食たくさんこしらえて、
さあ準備OK!ご近所さんも野良猫も狸も、
場合にっちゃあクマさんまで呼んで連日連夜の酒盛り!!
これぞ秋田の冬じゃ!悪いか!って痛快ブログ….
また楽しみにしてますだよ!
2016.10.29 11:34 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."魔性"
ヴァレリー久しぶりに名前聞きました。
ファーストアルバムたしか青山のパイドパイパーハウスで購入しました。
当時アンテナ不足でお勧め盤のわりにピンときませんでした。
アナログ今は押入れの闇の中・・・。
魔性たしかにウインウッドのヒット曲やJ.ブラウンのホールドアウトに収録
のTHAT GIRL COULD SINGは彼女の事らしい。
バックアップが凄くマネジメントの関係でEW&Fまで(EW&Fに曲提供?し
てたんですね)今聞くとLAサウンドとファンク等幅広い。
次回CDオーダーの際ファースト・セカンド購入予定となりました。
思い出させてありがとうございます。
2016.10.30 08:53 | URL | #eTRrWisM [edit]
ギターマジシャン says..."ヴァレリーカーター"
ヴァレリー・カーターは、スティーブ・ルカサーのギターソロが聴けると、
ギター雑誌で話題になり、知ったのですが、このTOTOの参加以前、
デビュー作は、リトルフィートにジョンホールとすごい面子なのですね。

ジョン・ホールのバッキングは、一時、バジー・フェイトンのと同様に、
ニューミュージックがさかんに真似て、同じストラト使いの鈴木茂も、
かなり近い音にしていて、逆にこっちのほうがすごくなじんでました。

ヴァレリーの歌唱は、ソウルフルで、ランディ・クロフォードに近いと、
思ってましたが、曲によっては、キャロルキングやロンシュタットぽく、
東海岸、西海岸からモータウンと、変幻自在なのかなと思いました。
2016.10.30 09:15 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん まいどです"
当時は、ほぼ30cm角のジャケットを隅々まで眺めながら、様々なな世界観を
に没頭しつつ、うっとりしながらその音楽を聴いたものですけど、
このアルバムは、1stにせよ2ndにせよ、何だか恍惚としながら眺めてたような、
そんな記憶が蘇ります!

ところで青山のパイドパイパー!懐かしいっすね!
今思えば、長門さんのお店でこのあたりのレコードを買うのが
最高にオシャレな時代だった気がしますね。私は….
たぶんお茶の水のユニオン…かな??
2016.10.30 09:56 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
彼女のデビューアルバムのドラムの殆どがジェフポーカロ(天才!)だった
事もあって、セカンドはもはやほぼTOTO。
ルカサーなども、殆どクリーントーンのバッキングのみながら、
随分と華やかなバックだなあと思って聴いてたんですが、
今の耳で聴くとさすがに彼らの音は古くて、ちょっと苦しいかなって気がします。
個人的にはジェフポーカロの若いのに、抑えた、いぶし銀みたいなプレイが
凄かったなあって思いますね。

当時は東のリッキーリージョーンズ、西のヴァレリーカーターって感じでしたが
ヴァレリーはセカンドの後、なぜだか消えちゃいました...。
2016.10.30 10:17 | URL | #- [edit]

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