ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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本物と偽物

DSC06826あ
Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

ほんの通りすがり…見事に鮮やかな黄色に、
ちょっと感動して、思わず立ち止まってパチリ...!
しまった!もっと広角なやつ、持ってくるんだった!

でも、広角は広角としても、やっぱり美しいものは
絶対にライカの眼で撮りたい!そう思うだろうから、
たぶん結果は同じだろう…。

ちなみにライカのカメラはなにも昔のモノばかりではない。
デジタルではあるけれど今も新製品がリリースされている。

amazonによれば、最新機種のライカM-P(typ240)の値段は
本体のみ(レンズ別売り)で¥1,023,900…。
レンズは最も手頃なズルミックス(35mm/F1.4)で62万円…。

画素数も大したことないし、70cmくらいしか寄れない!
それでもこの値段…宝くじでも当たらないと買えない…
でも、いつかは絶対に…。

肝心の画のクオリティは、あくまでも個人の美観だから、
深くは追求しないけれど、自分的にはもう「神」で「悪魔」!。

取りあえず、今の自分が80年も前の同社のレンズを、
驚愕とともに使ってるって事実!

たぶん孫の代…いや、たぶんもっと先の子々孫々まで
愛でられるカメラ/レンズっていうのは、ライカだけだろう。

ちなみに、金額ばかりでハシタないが、ネットの記事によれば
昭和14年11月号の「アサヒカメラ」誌上でのライカの広告では
当時最新カメラ+エルマー5cm付きで860円、ズマール付きが
1000円なのだそうだ。普通の家が500円、都心の一等地で
1000円もあれば充分に買える時代にだそうだ…。

昔、バンドマンで生計を立てていた頃、楽器はちょっと
いわれのある日本製コピーギターを使っていた。
(Y社が某ジャズギタリスト来日公演の為に制作した3本のうちの1本)

高いだけの外国製のホンモノよりも、日本製コピーの方が、
材質も職人さんの技術も既にオリジナルを越えた!
と云われた時代でもあったから、Y社渋谷店のウィンドウに
恭しく飾られていたそのギターを、あらん限りのコネクションを
駆使して入手することができたのだが、
ある時、バンドマンの先輩にズバリ指摘されたのが…

「それ…音程悪いね!プロでこれからやって行くのなら最低ギブソンでしょ!...」

何となく気になっていたことを、ズバリ指摘され、
すぐにリペアーショップに持ち込んで、音程改善の方策を
探ったものの、職人の技術的な問題が絡んでいるらしく
微妙な反りや捩れが、当時の日本製の限界でもあったらしく、
「最低ギブソン」は「悔しいけれど正解」と、信頼する
リペアーマンに云われてしまたら、もうどうしようもない…。

「材質は日本製の方が遥かに良いのだがね…一日の長って奴だね」

私は結局、イロイロ身辺整理をしつつ、見掛けは傷だらけの
オンボロ中古だが、最高コンディションのギブソンを購入した。

音程の問題は見事クリアされたが、音質は何だかとっても
乾いた良い感じであるものの、中低音が出過ぎることなど、
自分のやってるアイドル系の仕事ではちょっと使いにくい。

どうやら出力の小さなアンプでは、ポテンシャルを
充分に発揮できなかったのだろうと推察されるが、
それも確認できないまま、入手した1〜2ヶ月後に
あっさり盗まれてしまった…あああ。

すべて本物が良いなんて、ここに至っても
まだ信じないし、あり得ないと思っている。
素晴らしい複製品って、この世にたくさんある。

しかし、一長一短あっても、それが本物であれば
多少の欠点も、個性として捉えてしまうっていう
実におめでたい習性が人間にはあるようだ…。
それが本物の唯一のメリットかもしれないな。



歌伴の仕事をやるようになっていたけれど、だからといって
何となくだが、アマチュアバンドの方も辞めきれなくて、
両方何となくダブっていた時期があった。
(一応セミプロ?ノンプロ?...交通費程度のギャランティ、酒&食事あり…)

とはいえ、そのアマチュアバンドに、入れ込んでいたわけではなくて、
本当のところは早く去りたかったのだが、どうも「辞める!」って
言いそびれてしまって、ズルズルと在籍することになる。

最初は本物の湘南ボーイ達による湘南サウンドのバンドで、
歴史もある(OBに有名歌手やミュージシャン多数)。
というところで、期待も大きかったのだが、結局のところ、
本物だけど本物じゃない…って、上手く云えないけれど、
様々な「それってニセモノじゃん!」の連続だったのは確かなのだ。

例えば、本日選んだ曲も、当方的には湘南サウンドというか、
具体的な線引きなどないにしても、その範疇でも最も進んだもの(当時)
として、是が非でも取り組みたい!と思うんだが、結果は

「却下…だって、彼って湘南出身じゃないじゃんか!」

それでもって、ゴールデンカップならOK、ブレッド&バターもOKだけど
彼って世田谷の子でしょ…!?

まあ確かにトーキョーハーバーラインでトーキョーベイって
何度も出てくるからね…葉山とか茅ヶ崎、せめて横浜なら良かったのかな??

♫君は5時までオフィスレディー
 月曜からはグレイの日々、
 みんな東京を逃げて行くんだ

鈴木茂 - トウキョウ・ハーバー・ライン


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4 Comments

ギターマジシャン says..."シティポップ路線"
バンドワゴンやハックルバックとは一転したような、シティポップで、
ラグーン、コーション、テレスコープと、この路線が続いていましたが、
湘南サウンドかどうか、世田谷は丘サーファーになるのでしょうか?

「砂の女」は格好良いし、「レイニーステーション」は胸キュンですが、
この人は、チャー、山本恭司に次いで、ギターに専念して欲しい人で、
五十嵐浩晃でのAOR系ギターや、「ホワイトヒート」のフュージョン系、
セッションの「パシフィック」とか「ニューヨーク」のギターが好きです。
2016.11.05 11:03 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
自分は彼のこのアルバム…Lagoonでしたか?
弾かない美学ってのを教わった気がします。
ポップセンスに自信があれば、何も自分が弾かなくても、場合によっては
もっと巧い他人に弾いてもらっても良い!!それくらいの覚悟と云うか、
音楽に対する、プルデューサー的な俯瞰の目線を教わったような気がします。

何てったって巧いだけの奴は、あの業界、腐るほどいますから!!
2016.11.05 11:52 | URL | #- [edit]
面白半分 says...""
完全後追いですが
バンドワゴンのあとラグーンを聴いて、同じ人?と思ってしまいました。
(ラグーンも好き)
何かで読んだのによると
この頃はギタリストとしてよりアレンジャーとして
弦と管の絡みを考えるのが楽しいなんてありました
2016.11.05 17:59 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん まいどです"
単純に楽器がうまいだけのヒトを追いかけるのなら、
たぶん、ロックは聴いてなかったんじゃないかな?って思います。

とはいえ、自分もまだ幼かったので、このLagoonってアルバム、
茂さんのカッコいいギターソロを期待したのに、
それが全然出てこないストレス…が、逆にその意図を考えるに至った….
ってところで、考えてみると、クラプトンの461以降なんかも
安っぽい「ギター神」からの脱皮!?に成功したわけですしね。
2016.11.06 11:29 | URL | #- [edit]

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