ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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悩めるオヤジ

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Carl Zeiss Jena 'Biotar' 2/58 (1958)

もうそんな季節なんだね….。
今年は体調不良で無為な夏を過ごした為に
どうも季節の移ろいが早すぎる気がしてならない。

昨夜は、所用で帰省した東京在住の
小学校時代の同級生を迎えての呑み会…。
まさか自分が在郷で「迎える側」に立つとは
なんとも驚きで、複雑な感じ。

そして彼女に対して自分の口から出た、
とても意外な言葉に、自分自身が驚愕するのである…。

「自分もね、東京で生活してる頃は、
 何があっても故郷に戻ろうなんて
 考えたことすらなくて、完全に東京の人に
 なったつもりだったんだが、
 諸々事情あって、心ならずも戻ってみたら、
 これが意外にいい具合なんだよね…
 ありがたいことに、こうして友もいるし」

常々自覚しているわけではないけれど、
たぶんこれは、自分の偽らざる本音だな…そう思った。

そんな心境なのに、その反面、
いつまでもここにいるわけにはいかない。
自分の居場所はここではない…。

そうも思う、悩めるおじさんであるのだ。



高校生の頃、ヴァンモリソンの音楽は、
何となくキャラヴァンとか、南沙織の曲にそっくりな
ワイルドナイトとか…断片的には知っていたものの、
アルバムをしっかり聴いたのは実はこれが最初。

2枚組のヴォリュームのライヴアルバム
「It's Too Late To Stop Now」。
邦題は「魂の道のり」。

このレコードも、例によって、元々の持ち主なんて
一体どこのどなたか分からない状態で、自分のところに
「はいよっ…悪いが明後日までな!」って調子で迷い込んできたもの。

きちんと期日通りに返せば、また他の何かのレコードが借りられるから、
少し慌ててレコードを聴く…内容が気に入ったら、家にある
カセットテープに…、もっと強烈に気に入ったらオープンリールの
テープにコピーする(4トラックだけどね…)。

無論テープ代も高いし、そうそうは買えないから
新たに録音するには、何かを消さなくてはならない…
それが思案のしどころとなって、後になって後悔したものもかなりある。

このアルバムは、なにしろ一発で感動した。

ヴァンの歌声はもちろん力強くて素晴らしいのだが、
それより驚いたのがバックバンド…11人編成の
カレドニア・ソウル・オーケストラがとにかく
当時のライヴとしては異例なほど繊細で美しい!。

なにしろ相当しつこく聴いたので、テープは伸び、
しょっちゅう切れるから、スプライシングテープであちこち
補修しながら聴いていたから、ところどころ音が抜ける箇所があって、
その抜け方すら未だに覚えているくらいだ。

結局、観念して。私はこのレコードを購入するのだが、
殆ど聴く暇なく、例の「レコードシェアシステム」に巻き込まれ、
数ヶ月後にボロボロになって戻って来るのだったが、
「まあ仕方ないな…」って感じで今度は、チリチリとノイズまじりで
時々針トビするレコードで、この曲を聴くのだった。

今は、このアルバムの補完音源というか、同時期のライブで
纏められたパート2〜4と、当時英国でTVとFMラジオ
同時生放送(サイマルキャスト放送)され、熱狂したと
ピーターバラカン氏が盛んに自慢してたライヴ映像まで
どこからか発掘され、ボックス仕様で発売されたりと、
このアルバム周辺は何となく賑やかで、まあ結構なことだ。

Van Morrison - Into The Mystic


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6 Comments

バニーマン says...""
こんばんは。

あ~、気持ちいい!
モリソンの声!
それと確かにバックバンドの音、どうしようもないPCのショボイスピーカーで聴いてもいいです。
2016.11.07 20:53 | URL | #- [edit]
小林 says..."土曜は楽しかったね。"
昔の友達っていいもんだね。メンバーが変わると、また違った話が聞けて面白い。居場所なんてさ、都会でも田舎でもどうでもいいんじゃない?今いる場所で有意義な時間が少しあるだけでさ。そんなふうに思うのは歳かもしれない(笑)ま、また一緒に飲みましょう!!
2016.11.07 21:36 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
なによりヴァンモリソンが一番気持ち良さそうに唄ってますね。
残念ながら、このバンドとはこのときが最後…
まあ団体を安寧に維持して行くって、とても難しい事のようです。
2016.11.07 22:34 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."よっちゃん まいどです"
お疲れでした。愉しかったね!

なんかね、小学校のときの同級生ってさ、どこか兄弟か
家族みたいで…、考えてみれば、40年ぶりくらいだったりするんだけど、
すぐに時間が戻っちゃう。また、呼んでね!
2016.11.07 22:40 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."オーケストラ"
ソウル・オーケストラの名にふさわしく、サックス、トランペットのホーンに、
5人編成の弦楽オーケストラを配して、ミュージックフェアとかの生演奏で、
きちんとしたミュージシャンを集めたように、すごく丁寧なライブ演奏です。

73年の段階で、こんなにクリアにライブ録音できるものか、すごく驚きで、
ビートルズも、もう少し長く活動すれば、こんなライブが残せただろうにと、
残念がりつつ、ジョンもポールもライブ盤はここまで出来が良くないですね。

録音もそうですが、演奏のレベルもすごく、リズム隊やギターの人たちは、
もともとメンバーなのか、モータウンとかの凄腕を集めたのでしょうか?
2016.11.09 19:29 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
カレドニアっていうのが、グレートブリテンの北部一帯ですから、
北アイルランド出身のヴァンには、地元の魂のオーケストラ!?
ってことになるのか、全員たぶん地元の無名の方々ですね!。

このライヴ盤は、ほぼリアルタイムに聴いてますけど、
ホントに驚きました。アルバムの作りも徐々に徐々にと少しずつ
盛り上がって、最後は大団円!って云う見事な作りでした。

ヴァンモリソンは、実に名作名盤の多い人ですけど、わたしはやっぱり
このライヴかなあ….うるさ型に怒られそうですけどね。
2016.11.09 22:08 | URL | #- [edit]

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