ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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金髪+赤タイおじさん

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Ernst Leitz Wetzler 'Summar' 5cm / 2 (1937)

初雪…っていうか、アラレだなあ、こりゃあ。



アメリカ大統領選が決した…。

さて、これから世の中どうなるんだろうか?
あの政治も軍隊も未体験という、金髪で赤ネクタイのおじさんによる、
意外な健闘によって、世界が佳き方向に向かってくれれば、
それはそれで全く文句はないのだが、
政治がそんなに簡単なはずがない。

金髪の赤タイおじさんには、ご老体に鞭打って、
寝食を忘れて働いていただいたところで、
果たして今の病めるアメリカが救われるかどうかは
かなり疑問だ。

しかしアメリカが抱える、病める部分の根深さこそが
今回の選挙結果であるのは明白で、
そこを全く見抜けない、まるで中流意識の塊りなメディアの
アホさ加減が、今日のメディア大敗北の原因だと考える。

こうなった以上、メディアは責任を持って、
赤タイおじさんの繰り出す政策を注視し、
鋭く批評する方針を貫いて、おじさんとその周りに、
絶えず緊張を与えて続けて欲しいものだ。



さて本日に限っては、もはやこの曲しか頭に浮かばなかった…。
(ホントはアリスクーパーの「アリスは大統領」ってのも
 浮かぶには浮かんだが…。)

中1のときに、初めて買ったサイモンとガーファンクルの
シングルレコード。

そして、歌詞カードと英和辞典と首っ引きで
必死で覚えた歌詞と意味…。

“Let us be lovers, we’ll marry our fortunes together
I’ve got some real estate here in my bag”
So we bought a pack of cigarettes and Mrs. Wagner’s pies
And walked off to look for America

"俺たち、付き合わないか?二人で未来を築いて行こうよ。
ちょっとした蓄えならここにあるんだ!"
それで俺らは、1箱のタバコとミセス・ワーグナーのパイを買って
アメリカを探しに歩き出した。

“Kathy,” I said, as we boarded a Greyhound in Pittsburgh
“Michigan seems like a dream to me now
It took me four days to hitch-hike from Saginaw
I’ve come to look for America”

"キャシー"
ピッツバーグで長距離バスに乗り込みながら俺は言った。
”今となっちゃ、ミシガンにいた頃が夢のようだな”
サギノーからヒッチハイクで4日もかかった。
俺はアメリカを見つけに来たんだ。

Laughing on the bus
Playing games with the faces
She said the man in the gabardine suit was a spy
I said, “Be careful, his bow tie is really a camera”

バスの中で笑ったり、ゲームをしたりしながら
彼女は”ギャバジンスーツの人はスパイよ”
俺は”気をつけろ!奴の蝶ネクタイはカメラだ”
なんて言ってはしゃいだ。

“Toss me a cigarette, I think there’s one in my raincoat”
“We smoked the last one an hour ago”
So I looked at the scenery, she read her magazine
And the moon rose over an open field

”レインコートにタバコが一本入ってるだろ、放ってくれよ”
”1時間前に、最後の一本吸っちゃったじゃない・・・”
俺は仕方なく窓の景色を眺めた。
彼女は彼女で、雑誌を読み出した。
広大な原野から月が昇っていた。

“Kathy, I’m lost,” I said, thought I knew she was sleeping.
“I’m empty and aching and I don’t know why”
Counting the cars on the New Jersey Turnpike
They’ve all come to look for America

"キャシー・・・、明日が見えないんだ・・・"
寝息をたてている彼女に、俺は言った。
"今、俺はカラッポなんだ、虚しいんだ、どうしてなんだろう?"
ニュージャージー有料道路を走る、車の数をぼんやり数えながら、
”あいつらもアメリカを探しに来てるんだろ・・・”

All come to look for America
All come to look for America

”みんなアメリカを探しに来てるんだろ・・・”

© 1968 Words and Music by Paul Simon

最初は、イージーライダーとか、真夜中のカウボーイみたいな
ロードムーヴィー的な設定を愉しんでいただけかもしれない。

それでもやっぱり引っかかるのだ…
アメリカを探すって、いったい何を探すっていうんだろう?

まだベトナムで戦争はしてたけど、人類を月まで送ったし、
経済だって世界最高。まだまだ我々日本人とは平均給与と云うか
生活水準というものがまるで違うって聴いてたのに、
明日が見えない…カラッポで虚しいって…

一体何処に何を探しにいくんだろう??

中学1年には、それが分からなかったけど、
なんだかアメリカの人も、とても深く病んでるのかな?
夢とか希望とかを失ってしまってるんだろうか??
何となくそんな匂いがしていたからか、この曲…
不思議な歌詞だけど、とっても好きだった。

今、再び、アメリカの人々は何かを探して、
あんまり期待できない「おばさん」よりも、
なんかわけが分からない「おじさん」に希望を見つけたんだろうな。
それならそれで良かったじゃん…。
そう思う。

Simon & Garfunkel - America


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8 Comments

ギターマジシャン says..."アメリカ"
S&Gを聴いたのは、NHKで放送したポール・サイモン・ショーで、
早速グレイテストヒットを買ってもらいましたが、テレビでやった、
「アメリカの歌」だと思って、「アメリカ」を聴いて、途中になって、
ようやく別の曲とわかって、何だか損したような気になりました。

その後、こっちのほうがメロディも良いし、アートともハモルしと、
「アメリカ」の方が気に入り、歌詞カードも真剣に読みましたが、
「アメリカを探す」のは何かの比喩なのか、奥が深かったです。
(最初は間抜けに、この人はCIAの人なのかとか思ってました)
2016.11.09 22:35 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
America's Tune…もしかしたらそっちのほうが
曲としては秀逸かもしれないですし、そっちも好きですけど、
歌詞が、結局何も見つからなかったのかなあ…??
もう疲れ果てて、イヤになったって感じで、ちょっと困りましたね。

私のときというか、この曲がシングルカットされた頃と云うのは、
ちょうど「卒業」の映画が本邦で封切られるかどうかの時代ですから、
S&Gもにわかに盛り上がってたですが、この曲は「卒業」に関係ないし
派手な曲でもないので、他の曲に比べて地味な扱いで、
ラジオでもあんまり掛からなかったように記憶してます!。
2016.11.09 22:59 | URL | #- [edit]
MK says..."懐かしいです"
S&Gのこの曲、とても懐かしいです。
まだあの頃、米国に何か小さな憧れをもっていたものでした。
新大統領に期待したいですね。
2016.11.10 09:39 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."MKさん まいどです"
S&Gではいちばん好きな歌です。

まあ日本(世界も?)としては、随分とめんどくさい対応を
迫られることでしょうが、前向きに取り組むしかありませんね。
それはそれでとっても刺激的で、良い方向に向くのかも知れません。
2016.11.10 11:05 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

この曲、僕としてはS&Gのナンバーの中で、かなり好きな曲です。
まーAmerica's Tuneも好きですが・・・(笑)

昔、アメリカ横断旅行をしたとき、グレイハウンド・バスに乗る度に、この曲を思い出していました。

単純な僕は、移民国家アメリカは、アメリカ人であるためにアメリカを探し続けていると思っていました。
時代的に内省的になっていたのも関係しているのかな・・・とも(^_^;)

2016.11.10 21:32 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
グレイハウンドでミッドナイトカウボーイされましたか! 
憧れてましたが私は結局出来なかったですよ!。
まあ、LAの空港からヴェガスまで2時間半のドライヴはしましたけど、
頭の中では「ワイルドで行こう」と何故だかヴァニシングポイントの
「ミシシッピクイーン」が鳴りっぱなしなでした。

いいなあ…グレイハウンド!
2016.11.11 01:38 | URL | #- [edit]
oyajisannjisann says..."トランプ"
今晩は新大統領個人的にトランプ故にジョーカーが出て来た感あります。
素人考えですが期待は失望の母になるんじゃないかな?
オバサン敗北と伴にメディアの敗北の選挙でもありましたね。
アメリカの顔色伺う我が国ですから他人事とは思えません。
私の素人予想覆してほしいものです。
S&Gたまに聞くと新鮮に感じますね。

2016.11.11 21:38 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん まいどです"
おじさんが、公約通り(?)低所得層の星になって、日本には竹中○蔵なんて
お勉強ができるだけの男が持ち込んだ「グローバルスタンダード」なんていう
下らないシステムを破壊してくれるなら大いに期待したいです。

ほんの一部の金持ちや強力なコネを持った者だけが、この世の富の大半を
独占する社会ではなく、真面目に勤めていれば、自然にポジションが上がり
生活レヴェルもあがる、そんな「年功序列制度」万歳ですよ!

それをぶちこわしてくれるなら、トランプでもジョーカーでも一向に構いません!
現実に私の田舎の酪農農家さんは、早くも「トランプ万歳!もっと頑張ってTPP潰せ!」
って云ってましたから!。

実はS&Gではこの曲だけ突出して好き!?
むしろ、ポールサイモンのソロ曲のほうが好きな曲多かったりして….。




2016.11.11 22:16 | URL | #- [edit]

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