ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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じゃじゃ馬ならし

DSC07076a.jpg
Leitz ELMAR 5cm/F3.5 (1939)

エルマー50mm…個体差かもしれないが、
相当なじゃじゃ馬レンズ(!)…

それでもかつては(戦前だが)ライカと云えばエルマー!
っていう、ライカを象徴するレンズ。
最大のポテンシャルを発揮させるには、
さて、どう使えば良いのだろう?。

シリアルナンバーから、1939年の製造であることが分かる。
なにやかやと、世界中が騒がしい昭和14年…
なにしろ第二次世界大戦開戦の年である。

日本は当初、大戦には不介入を表明していたが、
一方で日中戦争のさなか、満蒙国境ではソ連軍と衝突(ノモンハン事件)。
米国は「ニューヨーク万博」開催に「風と共に去りぬ」封切り等々、
モンロー主義による我関せずな平和を謳歌…。

さて、某オークションにて、随分格安に入手したこの古いエルマー。
実は明日にでも返品する予定で、先方も了解済みだったのだ。

だからせめて不完全ながらでも、写真(記録?)を撮っておこうと
天気も回復したから、いそいそと出掛けたわけであった。

熊本のセラーから、はるばる到着したまでは良かったのだが、
ヘリコイドっていう、ピント合わせにグルグル回す部分が、
頑固に固着して一向に動かない…。

定石通りに(?)ゴム手袋を付けて、力一杯、グイグイと
手がもうどうにかなりそうなくらいに捻ってみるのだが、
ピクリとも動かない。

それでも様々工夫して、何とか最小限写る状態にしたのだが
やはりピントは全然来ないようだ…。

実は、マウントっていうカメラ本体とレンズを繋ぐ部分のネジ
を緩めながら、わずかながらにピントを変動させたのだが、
油断するとポロリとレンズがはずれて、地面に落っこちる危険が
あるのだが、実は、そのやってはイケナイことをやらましてしまった。

コンクリート地面に転がるエルマー…。

幸いガラス部分に損傷はなかったようでひとまず安心する(さすがニッケル+真鍮の塊り)…。
再び、わずかな稼動域を微妙に動かしながら使っていたのだが、
今度はどうも、妙に緩くて気持ち悪い動きを始めるじゃじゃ馬…
どうしたのかと思ったら、固着していたヘリコイドが
ちょうど良い重さで、クルクル回るようになっていた。

あれあれあれ…

そういうわけで、一度は別離を覚悟したエルマーだけど、
結局またヨリを戻して、末永く付き合うことになった…。

まあ、人生そういうこともあるのだろう…。

で…、写真はまだヘリコイドが動き出す前のお寒い状態。
これはこれでまた記念かも…?

うーん、そもそも落ち着きという概念などない
What's goin' on!…な描写…キライじゃないけど...。
DSC07150a.jpg



レナード・コーエンが亡くなったと訊いた。
ホントになんて年だ!って思う。

もちろん、イッパシに語れるほど彼の作品を
多数聴いてるワケじゃあないけれど、
数枚のレコード/CDは所有している。

まあ一番好きなのは、ジョンケールやREMなどによる
トリビュートアルバム「I'm Your Fan」、
その秀逸さだったりするけど…。

さて、ではどの曲を選ぼうか…と思って聴きだしたら、
ホントにこんなに悩んだことがないって程、名曲が多いし、
また若い時と齢を重ねた以後が、同じ曲でも味わいが全然違ってたりして
ホントに悩む。

やっぱ、代表曲のスザンヌかな…
ジェフバックリーの熱唱で有名なハレルヤも良いし、
アーロンネヴィル版のバードオンワイヤも素晴らしかった。

今回YouTubeで若いときの音源と、最近の枯れた音…を
聴き比べてみて、どっちも素晴らしくて、
自然と涙を流しそうになったこの曲に決めた。

映像の冒頭部分の短い文にぐっと来る…

Marianne Ihlen
29 July 2016

We are really so old and our bodies
are falling apart and I think
I will follow you very soon.
Leonard Cohen

言葉通りに、レナードは逝ってしまった…

曲は、近年の齢重ね版である…。

Leonard Cohen × “So Long, Marianne”


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2 Comments

ギターマジシャン says..."コーエン"
マリアンヌを追うかのようなレナード・コーエンの訃報、それにしても、
70年代の有名人が次々と旅立たれ、自分が歳をとったのでしょうね。

デビュー作で歌っていた曲というのも驚きなら、このライブ演奏自体、
20年前で、それが実際にお別れとなってしまい、しかも、本人も・・・。

コーエンをYouTubeで聴くと、ガットギターのアルペジオが印象的で、
ストロークの曲もガットのようで、ライブでは、どうしていたのでしょう。

このライブは、原曲よりバンドサウンドになっていて、これも良いですが、
エレキがワンダフルトゥナイトみたいなのが、ちょっと気になります。

若い頃の写真は、ダスティホフマンがディランのようで、詩人でもあり、
小説も書いたコーエンは、文学賞の候補になっりしたのでしょうか?
2016.11.13 10:17 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
自分がロックを聴き始めた頃から、この人はディランに匹敵する詩人だ、哲学者だと
いわれ続けてましたけど、正直、音楽としては己の鈍感のせいか、ぴんと来ず、
結局MTV全盛時代の「哀しみのダンス」が気に入ってアルバムを買い、その後
トリビュートアルバム全盛期に出た彼のカバー集で、詩と曲の良さを実感し、
ボチボチと、彼のコンピレーション以外の作品にも手を出して行くわけです….。
ですから、偉そうには….はい。


2016.11.13 11:28 | URL | #- [edit]

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