ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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自国ファースト?

DSC09269c.jpg
KMZ Jupiter-9 8.5cm/2 (L) (1957)

こちらは戦後ソ連製の85mmゾナーコピーとされる
ユピテル9…。

コピーといっても戦勝国ソ連は、敗戦国ドイツ東側から
世界最先端の光学技術を、技術者および硝材ストックもろとも
根こそぎ収奪していったわけで(53年頃枯渇し、ソ連製ガラスに
切り替わる中で、設計も改良されているらしい)、然るにソ連製は、
鏡筒の材質が、本来の真鍮やアルミ削り出しではなく、
抜き型の鉄製だったり、ネジ等の工作部分が少々「雑」だったりして、
個体差(アタリハズレ?)が大きい…って云う以外は、
極めて高水準のカメラ、レンズを輩出している。

しかし今回入手した戦中ツアイス・ゾナーとか、
戦前ライカといった、ドイツ工業物のディテールというか、
工作物としての「美しさ」「品格」を知ってしまうと、
写りとはまた別の次元で、うっとりと魅入られるのだ。

特に現代のプラスチッキーなレンズやカメラ…
まるで他の電化製品と同じで、5~6年も使えば
また買い替え…的な耐久消費材然とした姿は、
なんとも嘆かわしい。

将来、孫、ひ孫の代までもこれを受け継いで、
現役で使い続ける普遍的な工業製品!って云う、
気概も誇りも感じないのは、戦後、我々はアメリカ的な消費文化に
毒されすぎてしまったからだろうか…?

本来の日本の工芸力の復活と、アメリカ追従型のライフスタイルや
経済概念とは、今まさに決別すべきなんじゃあないだろうか。

今後、世界中が「自国ファースト」色を鮮明にして、
剥き出しの国家エゴを、恥とも思わず、表面化させるような
醜悪な状態になれば、国の実力差はますます鮮明になってしまう。

これまでアメリカの傘の下で、そのポテンシャルを隠し続けた
我らが日本の途方もない実力がまた再びアラワになる…。
そしてやはり有能な国民=ドイツとともに、
「優秀だから叩かれる」っていう図式は、
たぶん昔も今も変わらず、ますます鮮明になると思う。

しかし、叩かれない為のアメリカ追従…。
それもまた限界….。

私はバリバリではない、何となくの平和主義で
曖昧な護憲主張者だけども、憲法を変え、
本来の日本のあり方を追求すれば、
たぶん早晩、また「破滅」がやってくる。

その時は、たぶん中国やロシアどころか米国も
敵方に廻ってるだろう…理解者は、たぶんまたドイツと台湾くらい…
それでも筋を通さねばならぬ日本の論理って何だろう??

少なくとも、それはファシズムでもレイシズムでもない事を
ひたすら祈るのみだ。



映画Blues Brothersの、酒場のライヴシーン。
当日出演予定のカントリー&ウェスタンバンドを騙して、
まんまと酒場のステージに立ったブルースブラザーズバンドだったが、
いきなりR&Bの名曲(!)Gimme Some Lovin'をぶちかますも、
客の暴力的な反感を買ってしまう…どうやらここではC&Wをやらねば
納まらないらしい…。でもC&Wなんぞ知らんぞ!?
そうだローハイド!..キーは? 「A…」
カントリー&ウェスタンなんて大体そんなもんだろ...!

最初、このシーンを観た時には、私は不覚にも意味が全然理解できなかった。

アメリカ南部の黒人差別とかは、うっすら知っていたけれど、
中西部の白人文化(カウボーイ→工場作業員)=共和党贔屓の保守勢力=
カントリー&ウェスタン=超ナショナリストで極右…。

まるっきり現代のトランプ支持者の方々…。

そういう事が、80年代頭頃の私には全然分からなかった…

結局そういった極右のカウボーイ軍団と、正体不明のネオナチ軍団、
そして私怨のキャリーフィッシャー(哀悼)らと、最後は
壮絶なカーチェイスを繰り広げるこの映画…!

トランプの就任式典/イベントに参加のカントリー&ウェスタン歌手達を
チラチラと横目で観てるうちに、そうかそうか…この人達…そうだったね
…って、この映画を思い出してしまったと云う次第。

それにしても、このGimme Some Lovin'のサウンドには、
当時震えたなあ!あまりにも素晴らしくて…。
で、なんで途中で電源切られちゃうんだろうか?って
少々怒りモードでね…いやはやいやはや若かった。

C&Wと云えども、この映画の楽曲・演奏にハズレはない!!

Blues Brothers - Gimme Some Lovin'〜Rawhide Theme
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4 Comments

ギターマジシャン says..."ブルースブラザース"
不覚にも、この映画をきちんと見たことはなくて、地上波での放送を、
流して見たくらいなので、このカントリー酒場は覚えてなかったです。

吹替えが、せんだみつおと小野やすしで、ビートルズやモンキーズも、
同様ですが、本職の声優さんでなくても、はまることも多いですよね。
(無理やり、旬のアイドルや俳優にやらすのは、言語道断ですが)

それにしても、この場面、リズム&ブルースに比べて、カントリーを、
ちょっと小馬鹿にしたような設定で、それはそれで、すごく笑えます。
2017.01.22 08:54 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
酒場のシーンでは、ローハイドともう1曲Stand By Ypur manっていうのを
演るんですけど、実はこれが
意外とじんわり良かったりします。

高校生の頃、Booker T.& The MG'sにハマってた時期がありまして、
この映画ではそのメンバーのS.クロッパーとダックダンの抜群のコンビネーションに
まず注目しておりました。で、この曲なんかの、いかにもバンドマンらしい、
専門外音楽をイヤイヤ渋い顔で弾くんだけども、それが実に適格でカッコいいっていうか
これがバンドマンだぜ!って云う矜持を見せられた感じで、この映画の為だけに
後年レーザーディスクプレーヤーを購入して、何十回もみてたら、
プレーヤーはあっさり壊れてしまいました(LDプレーヤーを売る為に、当初
LDソフトのみの発売でした)。
2017.01.22 10:27 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

>アメリカ南部の黒人差別とかは、うっすら知っていたけれど、
>中西部の白人文化(カウボーイ→工場作業員)=共和党贔屓の保守勢力=
>カントリー&ウェスタン=超ナショナリストで極右…。

僕も当時は共和党や民主党うんぬんなんて知らずに観ていましたが、
洋楽音楽雑誌にアメリカのミュージシャンは熱心に政治運動をするという
記事を何度も読んでいて、例えば今は無いカプリコーンレコードなんて、
会社と所属ミュージシャンの両方で選挙資金集めをする!なんていうのが
沢山載っていたので、アメリカってそういう国なんだと子供心に思っていました。

で、この場面ですが、分らないなりにロック側から見たC&Wへの対応が
面白く感じられ、つい笑ってしまったのを覚えています。
2017.01.22 22:23 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
日本の芸能界(!)とは文化の成熟度が違うのかなあ?と思ったりもしましたが、
今回のいきさつでは、それもどうなのかなあ...とも感じ、
アメリカが分からなくなってきました。

日本の芸能界だと、スポンサーの思想とかの比重が大きいようで、
自由な政治表現がタレントに赦されない状況もあるようです。
現在の政権政治に不満がある!...とても当たり前の事なのに、
反体制…危険思想、反日?、テロリズム?..何だか戦時中の
言論統制みたいです….。

2017.01.22 23:04 | URL | #- [edit]

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