ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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嗚呼おやゆずり

DSC09694あ
Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

なんもだあ!....とは、いやいやいや...どういたしまして…?

英語なら…my pleasure…
もっと気安い感じなら、not at allとかanytime…

でも学校で習ったのは確か
you're welcome...

自分の経験の中では、you're welcome...って言ったのは、
シンガポールの人だけだったな。



自分はバンドマン活動と云っても、多くはバンドではなく
たった一人の活動…。

業界的には「サシ」と言うらしいが,たぶん漢字なら
「挿し」と、なるのだろうか? 

例えば専任のバックバンドがそれぞれ居るにしても、
複数のタレントが、続々出演するようなステージの場合は,
いちいちバンドの入れ替えをせずに、何でも初見でバリバリ出来る
フルバンドなどが選ばれるわけで,その汎用バンドに対し、
タレント毎の独自サウンドを維持する為に,
専任のミュージシャンを1名だけ「挿す」と云う,
そういう役目が私なのだ。

そんなだから,移動はいつも自分とタレントとマネージャーの3人。
私はいつも、ギターとアンプと衣装(靴も..)と,あとエフェクター
等々の大荷物を抱え電車に乗り込む。

向かい合わせの席(4人席)に私は敢えて座らず,大事なギターや荷物を
座席に座らせるのだ(盗難防止の為??)。

で,自分はと云うと、4人席の出入口にアンプをどっかと置いて、
それに腰掛けながら、駅弁を食い,馬鹿話をして目的地に到着…。

そんな感じだから、アンプ選びの最も重要なポイントは
躯体の頑丈さと座りやすさ!!それに尽きるのだ。

稀にツアーなど,バンドやスタッフご一行の大移動となると,
楽器類はすべて楽器車に積載する。!

前日に世田谷の尾山台というところにある「輸送部」に
行って,楽器を積み込んでおけば,移動電車は
夢の手ぶらで、食堂車占拠の酒盛り三昧。
ハシャギまくりのピクニック気分の大移動…!
な筈なのだが、どういうわけか、顔見知りの輸送部のドライバーに…

「Pちゃん、後生だからさ、一緒にトラックで行こうよ
 一人じゃ寂しいからさ」

哀れ私は、早朝3時に家まで迎えにきたツアートラックに乗り組み、
眠くても眠れない...眠っちゃいけない緊張のトラック助手席旅に…。

その後も,何だかいつも自分はそんな役回りばかり。
運命というより、そういう役が割り当てられた人生って言うのかな…
そんな感じ。

ふと思い出すのだ。

そういえば,自分の父親も、会社ではもうベテランのはずなのに
年末年始は、いつも若手に休みを譲ってしまい、当人はずうっと
元旦から早朝出勤…。

お人好しは、バリバリの親譲りだったりする…。



そのバンドマン時代後半の頃の自分は、
わりとビジネス用にジャズ/フュージョンだの
AORだのという音楽を必要に応じて接収しつつ、
趣味的には,それとはまったく違う、
刺激というより,新しいモノ,得体の知れないものに
強烈に惹かれて行く。

その結果,ポストパンクというか、オルタナティヴ音楽を同時に
嗜好するようになっていて、もはや、切れ味/断面の
とても緩くてあまいジャズ系はもちろん、
アメリカ製音楽自体が、とても退屈なだけに思い始めた時代…

西新宿界隈のとんがった趣味音楽の仲間達からは...

「ねえねえ、あれ聴いた?すっごいっしょ!」

って噂になっていたのが「Pigbag」。

Papa's Got A Brand New Pigbag….?
ジェームスブラウンのカバー?違うの?

「どれどれ何がそんなに凄いのさ!」って
私も早速,そのPIigbagなるグループの
12インチシングル(確か1200円?)を購入。

考えてみれば,これがたぶん自分史的には

「人生初12インチ(30cm)シングル!」

30cmで45回転だから、レコードの溝が深くて広い!
つまり音質がメチャメチャラウドで良いってこと!
そこまで分かってて,私はいきなりやらかしてしまうのだ。

ターンテーブルが回転し,粛々と針が落ちる…
なんとも言えず厳かな瞬間である。

♫ドカドカドカドカ...ブオンブオン…

地を這うような凄まじい音圧がカラダを揺さぶる…
経験がないほど、エゲツナクて、奇っ怪なグルーヴ感!。

スゲエ、なんだこれ!

あまりにも新鮮な衝撃に、私は圧倒され
繰り返し聴こうとしたその時、不意にある事に気がついた…

えっ、33回転だった…? 45回転だよね…。

回転数を間違えていたらしい。

気を取り直して、45回転….
もちろん素晴らしい演奏にちがいないのだが,
33回転の、あの衝撃的なエグさを得るには至らない…

そうしたわけで,その後、3回に2回は33回転で
この曲を聴く、極めて変態的な趣向を続ける私であるのだった。

ところがだ…まったく奇遇な事に、
世の中には同じような趣味をモツ方々も存在するようで,
YouTubeには33回転ヴァージョンも複数散見する!!

オバカは自分だけじゃなかったのである…ハハハ!?

まずは通常の45回転…

Pigbag - Papa's Got A Brand New Pigbag (12" 45 rpm vinyl)


問題の33回転ヴァージョン…
papa's got a brand new pigbag "Slow Remix"


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4 Comments

バニーマン says...""
こんばんは。

アッ、これ知ってます。
勿論45回転の方ですが・・・(笑)
たしかに、33回転の方、スゴイ・・・。
クラブで流したらウケそう、いやブーイング?
遅くって踊れね~って。
でもカッコイイですよね、癖になる!
2017.03.22 19:54 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
45回転の12インチシングルって、実際低音なんか、もの凄い音圧で
この曲の(33回転!)場合も、なにしろ「今後音楽界はどうなってゆくんだろう!?」
なんて考えたものでしたが。よくよく考えてみるとエレキベースの低音の限界(E)を
とっくに超えてたわけで,まあ理屈としてあり得ない状況でもあったわけです。

でも、垣間見ちゃったよ〜ん...未来のレアグルーヴ!って、ちょっとだけそんな気がして
とっても得したような気分になったものです!。


2017.03.22 20:10 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ピッグバッグ"
ホーン中心でも、、いわゆるビッグバンドと違い、ジャコのバンドやビッチェズブリュ-のようなサウンドで、すごく格好良いし、日本だと、生活向上とかスカパラあたりがやってそうな感じです。

これにギターと歌を入れたら、一時期のトーキングヘッズのサウンドにも似ているし、アフリカンリズム、ワールドミュージックが流行し出した頃なのでしょうか。

シングルレコードを33回転で聴いて、単純に笑ったり、早いフレーズを耳コピしたりしたのは、レコード時代ならではの楽しみでしたが、偶然の回転数間違いで、ものすごいサウンドに聴こえたというものあるあるでしたね。
2017.03.25 08:57 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
ドンチェリーとか,アートアンサンブルシカゴ,オーネットコールマンも
近いかな....?って感じなんですけど、圧倒的に違ったのがベースの存在感!。
ちょうどブランドXのパーシージョーンズとかPILのジャーウォブル、あとラズウェル
なんかも出始めた時代、CDはまだ来てないですが、45回転12インチレコードの
超低音再現時代?!に大いに驚かされ期待したって瞬間かもしれません。

まあ実際にはすぐにCDの時代になって、楽器が躍動しなくなったと云うか,
振動を感じなくなってしまって,同時にやってきた「打ち込みブーム」も含めて,
あとはギターマジシャンさんの御持論の通りとなりますね…。
2017.03.25 09:50 | URL | #- [edit]

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