ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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21歳の原点

DSC09780a.jpg
P.Angenieux Paris Anastigmat 45/2.9 (L) (1949)

もはや新芽が成長しすぎて食用には適さなくなった
ふきのとう。

後はしっかり成長するのを待って、茎の部分を
煮物,もしくは佃煮(キャラブキ)にして…
ああ酒が呑みたくなった。

余談だが蕗はアイヌ語で「コロコニ」といい、
よって蕗の葉の裏側に住む妖精を

「コロボックル」

というのだそうだ…。

ちなみに、実に久しぶりにアンジェニューを使ってみたが,
画像がふんわり柔らかすぎて、ピント合わせが至難!
こいつを扱うときは、あまり神経質にならず…

「だいたいこんなもんやろ…」

そんなとてもスローライフな心持ちが肝要。

今の自分にはとても良いレンズだと思う。



前回の「挿しギター」の話を少し補足する…。

タレント専属のバックバンドを動かすとなると
都内ならまだ良いが,地方となると,
それ相応の経費が掛かる。

最低5人分(4リズム+1管)の交通費に食費、
宿泊費…さらに場合によってはドラムやピアノ(どさくさ紛れのマーシャルアンプ等!?)
などの現地調達=レンタル料金、そしてもちろんバンドの出演料等々…
なかなかそこまでの予算を獲得出来る仕事なんて滅多にない。

そうしたわけで,バンドは出来るだけご当地で活動中の
フルバンドや、初見の利くプロのジャズバンドなどに
依頼し、そこにタレント側のギター奏者なり,
ピアノ奏者などが単独派遣され、そうしたバンドに
「挿される」という仕組みだ。

そんな感じだから,東京もといその近郊ならば、旧知の
ジャズバンドだったり、初見の利く(つまり初めて見る
楽譜を出来る限り豊かな情感で演奏できるスキル)
ミュージシャンを寄せ集めた急造バンドには
知り合いバンドマンも、多く混じってたりするのだが
地方だと確実に初顔合わせ…。

大体が地元キャバレーに出演中のフルバンドっていうのが
多いから,突如私が現れて「サシでござい!」と自己紹介すると、
まあほとんどの場合…胡散臭そうに訝しがられ、そして,
なんだこいつ…まだ若造じゃないか…
ウチのボーヤ(バンドボーイ)より若いんじゃないか…
大丈夫なのか???

そういうメラメラした悪印象のイヤな空気が流れる。

だから,私は必要以上に意識して、明朗快活&気さくな青年...
を装いながら、譜面の進行説明なども,出来る限り
地べたを舐めるくらいに下からひれ伏しつつ、
絶対に上から目線/口調にならぬよう注意しながら
短い時間ながら、良い演奏を実現する為に、
なんとか信頼を得ようと懸命に努力するのだが、
なかなかこれが上手く行かない場合も多い。

一人だけでも,妙に突っかかってくるようなヤツが居ると,
その場から逃げ出したいくらいの一触即発で最低な
状況でリハーサルを終えたりする。

心配そうなタレントには、もし万が一、
本番中演奏が破綻したり、びっくりするような事態になっても、
オマエさんは冷静に、私のギターだけを聴いて、
何としても途中で折れずに最後まで笑顔を崩さず、
唄い終えるように!...それがプロだから!
とまで厳命して臨んだ本番だった。

しかし、心配は大体が杞憂で、さすがにプロフェッショナル!、
本番では,本来の問題点を見事に修正して、
最高の演奏を完遂したりするもので、
終ってみれば,大盛り上がりの打ち上げパーティに
招待されたりするのであった…。

そんな仕事だったから、後年,普通に営業の仕事にも
物怖じする事なく、大いに役立ったように思う。

右も左も分からぬ外国で、言葉すらまともに通じない
現地人相手にビジネス…!なんてこともしょっちゅうだったけど、
何とかなるものだよって…
そんな具合にね!…。



まだ美しい(?)声の時代のトムウェイツの大好きな唄。

「ウヒャー、お月さんも酔っぱらってらああ…ヒック...!」

完全に自分流の異訳だが,誤訳とまでは思わない。

東京のネオン煌めく歓楽街で、お月さんを見つけるのは
もしかするととても難しい事かもしれないけれど
それでもヨッパラって一人になると,夜空を仰いで,
お月さんを捜し、そしてこの歌を口ずさむのだ…。
 
♫ I thought I heard a saxophone
  I'm drunk on the moon…

大好きなセカンドアルバム「土曜日の夜(The Heart of Saturday Night)」から…

Tom Waits - Drunk on the Moon


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6 Comments

ギターマジシャン says..."トム・ウェイツ"
いつもながらの勘違いで、トム・ペティと混同して、あれ、いくら老けたとはいえ、こんなにおっさん顔だったっけ、曲もこんなゆるくなってっと、早とちりしました。

酔いどれ詩人の名前にふさわしい、けだるい曲調と歌声は見事で、こういうのって、ニューミュージックのアルバムの後半に、よく入れたがる人が多いかったなあとニンマリしてしまいます。
2017.03.26 10:49 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
トムペティも好きですよ….80年代のアメリカ音楽は、まるで生気なく
エッジの緩いものばかりでしたが、トムペティとREMあたりはまったく例外でしたね。
あと、このトムウェイツの変貌ぶりと云うか、混沌ぶりも、もはや殆ど
「仙人!」....浮世離れ,人間離れしてましたね。

そういう意味でこの曲なんかは、まだ覚醒する前の、愛すべき酔どれトムおじさん!
って感じでよろしいんじゃないでしょうか….。


2017.03.26 12:30 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
この人、どんな声であれ、なぜか優しく切なく美しく?
呑んでなくとも酔っぱらい気味で・・・
不思議な人(歌声)ですね。
2017.03.26 23:00 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
何度目かの変声期?を超えた以後のドスの効いたシワガレ声さえも,

>優しく切なく美しく...

そう語られるバニーマンさんを尊敬しますよ!
美は乱調にあり….まさにビーフハートと彼の為にあるような
言葉ですね。
2017.03.26 23:46 | URL | #- [edit]
花 says...""
やっほ!
もう バッケおがってだのが~
こっちは、まだ家の回りに雪があってョ・・・
出たら、すかさず採って、天ぷらだな♪

ところで、バッケの茎が食えるって、知らねがった。

2017.03.28 15:13 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃん まいどだす"
あれれ…フキ…ばっけ…食うべよ!?
水煮とか伽羅蕗…。

天ぷらで食うには,ユキノシタから掘り出すくらいの
若い芽じゃないと,苦くて食えんよね!

「若い芽を、早いとこ摘みとってヤルーーー」って叫びながら
オヤジは鬼の形相で摘んで食べるのだ(笑)!

2017.03.28 16:44 | URL | #- [edit]

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