ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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フィールド・オブ・ドリームス

DSC09799.jpg
Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

何となくね、大好きなスタートレック(宇宙大作戦)の中でも
1、2を争う名作とされる「危険な過去への旅」に出てくる
「過去への門」に見えなくもない、実に60年代チックなゲート…

ここは大学の古い野球場だから、たぶんこれは
「ブルペンゲート」…。

昔はこの球場で、夏の高校野球の地区予選とか、国体とか
たいそう賑わったってた気がするが、今は、この大学に
野球部なんてあるのか??ってほど、朽ち果てていて、
これがなかなかに風流な佇まいとなっている。

ちなみに、我が中学サッカー部は、
この斜向いにある大学グランドで、しょっちゅう
この大学サッカー部と練習試合をしていたけれど、
つねに我々中学サッカー部の大勝利であったように思う。

こちとら中学サッカー部は、毎日厳しい練習で
鍛え上げているけれど、国立大学のサッカー部なんて、
所詮、余暇の時間潰し程度のものなのだろうな…
ボールを蹴るとかパスを出す/受けるっていう基本が
まず出来てない…。
たぶん野球部もレヴェルは同じようなものだろう。

ちなみに、高校に入学して早々に、サッカー同好会設立と
部に昇格させるっていう、ある意味、政治活動に強引に巻き込まれるが、
まずはキチンとサッカーが出来る頭数を揃えた上で、
練習場所の確保と、実戦たる試合というものを組まない事には、
モチベーションが維持できない。

だから、近隣の中学サッカー部に練習試合を申し込んだ。
云っては悪いが、中学時代は「お客様的レヴェル」の中学…
しかし結果は、推して知るべしの大惨敗。

折角、大志を持って集まったメンバーだと信じるが、
「やってらんねーぜ、こんなの!」
といって、ゴッソリ辞められてしまった。

残った5、6人のメンバーは、キチンとトンボやローラーを掛けて
整備するからという約束で、滅多に野球では使われない野球場で、
サッカーの練習をした。

そうしたわけで、自分の血と汗の想い出は、四角いサッカーグランド
では無くて、ゴールすら無い、まあるい野球場にこそ、
いい知れぬ、屈折したノスタルジー…
フィールド・オブ・ドリームスを感じるのだ。



さて、このバンドの正しい読み方を、未だに良く知らない。
パレスシャウンブルグ…とかパレシャンブールとか、
ヒトによって読み方が一定してないようだ。

80年代の始め、西新宿の新宿レコードに顔を出すと、
いつもの店のお母さんが、「P君、フライングリザースとか好き?」
と聴かれたので「この前、ここで買ったよ…凄い良かった」
というと、お母さんは途轍もない早業で、テカテカの輸入盤
を摘まみ出し、「じゃあこれ!絶対気に入るから!!」って
無理矢理持たされた。

「えっ…パレイスシャ…ドイツ語?読めないよ、お母さん」

「フライングリザーズのデヴィッドカニンガムがプロデュースした
西ドイツの新人バンド!凄いから!ウチのお店じゃあ大ヒットよ!」

値段は1枚モノなのに3千円後半(西独盤?)と、相当高かったけど、
お母さんがそこまで云うなら….と、買ってみた。

以後、私のレコード棚の隠れた名盤!となって
愛聴する事になる。

なにしろA面1曲目から、もの凄いインパクトなのだが、
2曲目のこの曲が、ちょっとピーターガブリエルっぽくて
一番好きだったような気がする。

後年、渋谷のビルの地下のコンクリート打ちっぱなしの
空疎なフロアで、車座での「来日公演」も、実現したけれど、
ライヴはもっとエクスメンタリというか、実験要素が強くて、
殆ど理解できなかった。

今、ネットで調べても誰も知らないだろうな…
と、思ったら、アマゾンあたりでも、「大名盤!」
として取扱われてるサマには、実は相当驚いている…

英盤専門店「新宿レコ−ド」の名物お母さん…
恐るべしである。

当時新宿在住だったフレッド・フリスとモーガン・フィッシャーを
紹介してあげる!って云う約束は、未だに果たされてないけどね。

Palais Schaumburg - Die Freude


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2 Comments

ギターマジシャン says..."パレ・シャンブルク"
本当、読み方不明で、アマゾンでは、パレシャンブルクのカタカナ表記ですが、アメリカの地名としてはシャンバーグ、ドイツ系移民の町なのか、それでいて、パレは、海賊盤の「ビートルズ・ライブ・アット・パレ~」にもあるようにフランス語で、謎のバンド名です。

それにしても、こんなアルバムの試聴ができるアマゾンおそるべしですし、何よりも新宿レコードのおばちゃん、おそるべしです。

音楽は、ノイズミュージックなのかファンクなのか、どくとる梅津や菊地成孔のサウンドに近い気もします。

ものすごい個人的な感想ですが、この曲は、ギターが入っていないのに、聴いているうちに、キース・ティペット在籍時のクリムゾンとエイドリアン・ブリューのディシプリン・クリムゾンとがつながったように思いました。
2017.04.09 09:09 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
>キース・ティペット在籍時のクリムゾンとエイドリアン・ブリューのディシプリン・クリムゾンとが
つながったように…

さすがギターマジシャンさん、いいところ突いてます。
プロデュースのデヴィッドカニンガム自体が、そうした英国ジャズ界の
流れの人ですから、どこか不思議な哀愁を感じていただけるんじゃないかなって思います。

渋谷でのライブはパレシャンブルグでは無くて、中心人物のホルガーヒラーの
単独ライヴだったと思いますけど、デジタルシンセの音そのものとか、シーケンサの
使い方が、もうまったく他とは違ってて、不気味で、ちょっと頭がおかしくなるような
変拍子の連続….なんだか帰りはクラクラしながらセンター街を歩いてました。


2017.04.09 11:21 | URL | #- [edit]

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