ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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40年ぶりの職質

DSC04854b.jpg
Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

言い訳ではないが、
めまいで足もとがふらつく状況での撮影…
ピントが何処に来てるのが全然分からない…?



今朝、歯医者に行った帰りにコンビニでコーヒーを買い、
近くの公園のベンチに腰掛けて、それを飲んでいると、
目の前でパトカーが音もなく止まり、
中から胡散臭そうなポリスが2人降りてきた。

何となくネットリしたイヤーな感じの視線と、
険悪な空気が流れる中、だからといって、その場を
そそくさ逃げるような素振りは却って不自然だから、
普通に平静を装い、コーヒーをススっていると…

それは完全に高校生以来の...

「職質」….。

警「旦那さん、ここでなにしてるの?」

私「見ての通り休憩中…」

警「この辺の人?」

私「自宅は2ブロック向こう…充分に近所だろ」

警「免許証…ある?」

私「クルマに乗ってないのに、何故免許証?」

警「旦那さんさあ、考えてもみてよ。わざわざ同行してもらうより、
  ここで素直に、全部終らせた方が得策ってもんじゃないの?」

私「なんだか脅しだな...病院帰りだから保健証なら….」

警「ご協力...感謝します….」

その後は、なにしろ根掘り葉掘り…。

電話番号や家族構成などの情報はもとより、
職業から普段の生活サイクルまで…。
歯医者の帰りだと云うと、
その歯医者まで教えろという…。

世の中、既にこういう仕組みになっているのだろうか?
公園のベンチに座って、のんびりコーヒーも飲めない物騒な監視社会?

これは云ってはならないことかもしれないけれど、
事故で死ぬかも?っていうリスクと引き換えに、
我々は自動車に乗り、飛行機に乗って、快適な生活を
享受しているわけで、ほとんどあるのかないのか分からない
テロリズムを過剰に警戒して、プライバシー全開で、
それが原因の詐欺などのリスクも抱えつつ、
やがて言論の自由も制限され、政府や行政に対する怒りも封殺される…。

街中で煙草を吸う人も居なくなり、駅前の自転車置き場も
撤去され、キチンと地下施設に有料で収納=だから自転車文化は廃れ、
買い物は巨大駐車場のある郊外型大店舗…。

結果、何処の駅前商店街もシャッター街。
わが町なんかは、シャッターすらなくなって、
一等地はすべからく、空き地となって「有料駐車場」…。

世の中の設計図は、確実にボタンを掛け違ってる…いや…
完全に間違ってるように思うのだが…。



ギタリストの松木恒秀さんが亡くなった。

実のところ、自分は達郎さんの音楽が好きだったのか、
松木さんのギターが好きだったのか判然としないのだけれど、
いずれにせよ、ある時期の、彼らの紡ぎだすサウンドは、
常に憧れだったから、音楽仲間と、「なんだこの変なコード?」
「ヘンテコなヴォイシングはいったいどう押えているのだ?」
なんて、わいのわいの言いながらこれを解明し、教え合いながら、
みるみる彼らのサウンドを裸にしていってた学生時代。

やがて、何となくプロっぽい環境が自分に降り掛かり始める頃、
彼らのサウンドは、もはやトレンドの中心となっていて、
「そんな雰囲気を醸し出せつつ、且つ単価の安い若いバンドマン!」
そんなパチもんでバッタもんなミュージシャンが、
ほかの誰あろう、自分たちだったということになる。

もちろん今日のこの曲も、すっかり研究し尽くしつつ、
もう忘れちまったよ…なんていうタイミングで、
例の路チュー少女(当時…今は54らしい!)の仕事で、
突然この曲のざっくりしたスコアが出てくると、
さてさて、自慢じゃあないが譜面に書かれてる以上の、
ほぼ研究し尽くした完成品サウンドをその場で披露するよ!

ちょっとインチキだが、これで信頼を勝ち得た…
なんてこともあるし、ほかの現場でも似たような状況で、
達郎さん系のサウンドは、何処の現場でも大歓迎の様相だったのだ。

そんなわけで、松木さんの最高のサウンドが楽しめる
It's A Poppin Time(ライヴ)版のPaper Dollか、Candyを…と思ったけれど
YouTubeに該当曲なし。いっそ、アップロードしようかとも思ったが、
それもまた何だかなあ…で、この曲…も、普通のテイクがないけれど、
当時は研究用にこれが欲しかった!...っていう、唄なしヴァージョン。

唄はないのに、モノ凄いサウンド…うーん、悪いがこの時代の方が
遥かに凄かったなあ…達郎さんは。

山下達郎 - Love Space (Instrumental)


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8 Comments

ギターマジシャン says..."Love Space"
リードギター、それも早弾きばかり追いかけていた自分が、サイドギターの良さや全体のサウンドを気にかけるようになったのは、かなり遅く、80年代に入ってからで、グローバーワシントンJrなどのアルバムからでした。

さかのぼるように、スペーシーはCDで買い、(当時は、CDが出たばかりで4千円近かったです)、何よりも、この曲が一番気に入っていました。

コード進行に沿ってスライドさせながら、トップの2~4音を弾くカッティングは、本当に心地よかったし、モータウンのようなベース、微妙にはねていくドラム、間奏のサックス、すべてが心地よいサウンドです。

それにしても、松木さんは残念ですし、椎名和夫とツインなんてのも、聴いてみたかったです。
2017.06.23 19:51 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
私は日比谷野音でSadisticsのデビューライヴのオープニングアクトで登場した
達郎バンドの、そのオープニングで演奏された「新曲」としてのLove Spaceが
この曲との出逢いで、とても強い印象が残っています。ちなみにメンバーは
ポンタさん以外は、大仏さんに坂本教授、あとは土岐さんかな…
ギターは達郎さんのテレキャスター1本でした。実は隠し撮りしてたので、
翌日にはほぼコピー完了でしたが、後に発売されたレコードは、
ライヴなどとんでもなく上回る、もの凄い秀作でした….。

椎名さんは、まあ個人的にお世話になった方ではありますが、
いまや悪名高いJASRACの代表….まさに時代は変わる….ですね。
2017.06.23 20:59 | URL | #- [edit]
面白半分 says...""
初めて買ったレコードがNHKのアニメ『キャプテン・ヒューチャー』主題歌
「夢の舟乗り」でした。
改めて聴いたらギターがよかった、なんて記事をかいたら
それは松木恒秀さんですよ、とコメントをくれた方がいました。

こんな曲もやっていたんですよ。

2017.06.24 17:47 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん 毎度です"
残念ながら、キャプテンフューチャーは存じ上げないですが、
YouTubeで聴かせてもらいました。当時流行った16ビートの跳ねる系!

松木氏は、大野雄二さんのところで、「ルパンIII世」とか
アニメや映画音楽も多くて、個人的には「人間の証明」なんて
懐かしいところですね。
2017.06.24 20:47 | URL | #- [edit]
つかりこ says..."こんばんは、おじゃまします"
「職質」されましたかー。
もう、住民台帳の欄外に載っちゃいましたねー。
僕は、ついこの前、夜中に帰宅路を歩いていたら、
闇からおまわりさんが登場して、
「はいー、ちょっと待ってください。〇月〇日の
いまぐらいの時間に痴漢しませんでしたか?」って
聴かれましたよー。
事件を起こす前に、いわれのない疑いをかけられる不快感って、
こういうことですよねぇ。
五輪に向かって、日本中で職質、増えるでしょうね。

『Love Space』のインストルメンタル、完璧ですね!
(素人なので、緻密にはわからないのですが・汗)
画面に出るコメントは、山下達郎氏ご本人のものなんですか?
すごい!
2017.06.26 19:56 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."つかりこさん まいどです"
去年くらいまではね、うっかり老眼鏡を忘れて、銀行ATMの前で
必要なボタンを捜してたりすると、途端に何処からともなく制服警官が
現れて、「その振込待ったあ!、大丈夫ですか?騙されてませんか?」.
そんな年寄りに見えますかねえ….で、がっかりしましたよ(笑。

おまわりさんにも、トレンドに応じた警備テーマってあるんだなあ
って改めて思いましたが、今回も….全くヤレヤレで、おちおち
公園のベンチで休憩も出来なくなっちゃいました...やな時代です。

ちなみに、オウム騒動の頃、家の近所に関連施設があったり、
同じマンションにオウムの弁護士が住んでたりで、何しろ
ヘンテコに世間が賑やかだった時代を知ってますが、
当時は、知らぬうちに信者経営のラーメン店に入って、
なんちゃらドリンクを飲まされたり、家の周りや、道で
あの法衣の信者達とすれ違ったり、電車で隣り合わせたり….
普通に生活してたですけどね。何だか妙竹林な昭和の体験でした。


2017.06.26 21:39 | URL | #- [edit]
つかりこ says..."おばんです"
選挙の頃でしたか、白い法衣を来た人たちが同じお面をかぶって
高円寺で踊っているのを見たことがありますよ。
思えば、今回のテロ対策法の整備は、「疑わしい時点で捕まえられる
ようにする」という意味で、オウム事件の反省からきているところも
大きいのかもしれませんね。
あれは、サリン事件が起こる前に、長野県警はオウムを一連の事件の
真犯人だとつかんでいたらしいんです。
それを警視庁が、現行犯じゃないとということで足踏みをさせたらしいです。
それで、それみたことかとサリン事件が起こってしまったという
経緯があったらしいんです。

でも、見切り発進が一般化すると、ますます松本サリンの河野さんの
ような悲劇もたくさん生まれることになるはずですよね。
職質レベルではすまない不快なことが増えないことを祈るばかりです。

職質、そのエリアの住民パトロール台帳のようなものに載りますよ。
(経験者は語る、です・汗)
そのおまわりさんの記憶にも残ります。
でも、いいこともあります。
そのことをそのうち、書いてみようと思っています。
2017.06.28 02:59 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."つかりこさん まいどです"
そう...選挙の頃は、毎日毎日、駅前に「教祖」はじめ「候補者達」
そして「なんちゃらガールズ!」なんてのが大騒ぎしてましたから、
昼休みのたびに手渡されたパンフレットを読みつつ、

「うーむ、結局、終末思想なわけね...修行して解脱した者だけが
ハルマゲドンを生き残る….仏教らしいけどそこだけキリスト教…」

ちょっと偏執過ぎると云うか、前のめりすぎな宗教だな...っていう認識程度で、
問題点と云えば、出家制度によって家族や弁護士と何やらトラブルになってる…
って、まだその程度の頃でした。

ホントに「千と千尋の〜」ではないですけど、「顔なし」みたいな妖怪が
いつも生活圏に中にいて、電車でも隣り合って座ってる….そんな異様さでした。

その後サリン事件等があると、アチコチで「不審物有り」とか「不穏な液体が
こぼれている…」等々のたびに、電車が停まったり、消防車や機動隊が出動したりと
実に物々しい、そんな首都東京でありました。

共謀罪は、あれの反省から...って云いますけど、あんなに分かりやすいカタチの
カルト組織で、アジトも地下に潜るでもなく、全て明白…法だけの不備じゃなくて、
ご同業の新興宗教団体(+政治結社)の圧力とか、警察機構自体にも様々問題があったと
聴いてますけどね….あっ…ヤバい?

2017.06.28 09:23 | URL | #- [edit]

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