ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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裏側の素顔?

DSC04723b.jpg
P.Angenieux Paris Anastigmat 45/f2.9 (L) (1949)

バンドマンを辞め(追い出されて?)、
すぐに私は中堅規模の広告代理店(業界12位くらいと訊いたが、
それがどれほどのものなのかは全然分からない!?)に
アルバイト扱いで働かせてもらえることになった。

輸入薬品(サプリ)の英文仕様書や、広告文の翻訳、
企画書を作成する為の下資料なんかを、
国会図書館なんかに通いつつ、まとめるような
そんな仕事だったと記憶している。

3ヶ月経って、いかにも事務方ひと筋30年!って感じの
人事課長に、「君を正社員に!って押す声も多いのだが、
それは不可能ってこと…君は知ってるよね…」。

「君….大学…卒業できてないものね…」

契約社員とか、非正規雇用的な話を、事務方は私に
長々説明したかと思うのだが、私には全く届かず、
すぐに転職した。

今度は、もっと小さな貿易商社。

伯父の友人が経営してるという…まあ私が最も忌み嫌ってた
「縁故入社」….ということになるようだ。

今にして思えば、入社早々、単なるビギナーズラックで、
先方担当者に気に入られ、当時の当社の規模からすれば、
全売上の5割近くに及ぶ利益が見込める、
あり得ないほど大きな契約が取れてしまう。

そのおかげで、役職や給与体系はヒラのままだが、
20人ほどの社内プロジェクトが編成され、
私は入社早々、名目上は「室長」ということになった。

もちろん配下となったスタっフは、全員先輩方…。
仕事自体はわりと順調だったと思うが、
やはり私に対する「陰口」が次々に聴こえてくる…。

「生意気」「いい気になってる」「そのうち馬脚を現す」
「縁故入社らしい」「特別ボーナスが数百万入ったらしい(嘘)」...

どうやら連夜のノミニケーションにも、
私だけ誘われてないらしいし、
昼食を共にする仲間も居なかった。

元々孤独とか、ボッチっていうのは馴れているから
あまり気にしないようにしていた。

そのうち、新入社員が多数入社してくるようになってきて、
もはや当社の主力となっていた我がプロジェクトにも
多数の新人が流れ込んでくると、私に懐いてくれる有り難い
後輩達も徐々に増え始めると、何となく、あっちとこっちの

派閥争い…が表面化し始める。

あっち側には、私も尊敬していた、元々財閥系大商社出身の
業界の生き字引みたいな人がいて、私は派閥等に臆することなく
彼に教えを乞うたり、海外の事情にも詳しいから、情報を仕入れていたのだが、
ある時からバタッと、私を避け、無視するようになった。
どうしたんだろう?と思ってるうちに事件は起こった。

彼を中心としたあっち側の派閥10数人が、一斉に退職した。
どうやら、独立して会社を興すらしい。

社長は慌てふためき、私に、取引先にもキチンと手を打って
防御しておくようにと釘を刺すが、何となく、あの人なら
そんなことはしないだろう…と思っていた。

彼らは、やはり我々の取引先を脅かすことはなかったが、
新たな顧客(アパレルメーカー)とビジネスを始めたらしい。
と、いうよりも、その新しい顧客が、彼らの独立開業を支援した
張本人で裏の仕掛人ということらしい。

彼らがこちらを脅かしたのは、むしろ商材。
兎に角、徹底的にこちらの人気商品を模倣してくる…。

新人が多い「こちら側スタッフ」は、怒りに震えながら、
商標登録するとか、不正競争防止法で訴えるとか、
真似を辞めさせる方策はないものか!といきり立つのだが、
私は…

「真似されるなんて光栄なことじゃないか。
どんどん真似すればいい。我々はさらにその上を行く高水準の
ヒット作を、今以上に高サイクルで提案、提示してゆくのみ。
自分たちの感覚を信じて、更なる研鑽を怠りなく、努力すべし」

そう宣言したら、元々尊敬していた今や向こう側の
社長となった人物から、すぐに電話が来て、

「聞いたよ(スパイ…やっぱいたのね!)、これまですまなかった…
 そういう顧客のリクエストだったから仕方なかったんだ。
 でも、もうそれはしない...(それよりスパイ、引き取っておくれよ!)」

それ以降、あまりビジネス的にぶつかることはなくなったものの、
残念ながら、向こうも何らかの内紛が勃発し、
離合集散を繰り返した末に……。

そのうちに、私の評価も、「ニッコリ笑って人を斬る」だとか
「あのニコニコ顔の裏はヒトタラシで、とてつもなく冷酷で恐ろしい」
だのと、勝手な憶測が一人歩きするようになった。

なんのことはない…争い事がとっても嫌い…
勝っても負けても闘いはイヤ。

それだけのことなんだけどね。



高校生の頃、友人達と、ガリ版刷りの音楽+カルチャー(?)の
ミニコミ(同人誌?)の発行人をしていた頃、
ちょうど今の私のブログみたいに、適当でいい加減な駄文なのだが、
何故だか地元のラジオ局のDJとか、大学あたりで評判になっていて、
勢いそうした大人達や、バンド関係者なんかに執筆を依頼するようになると、
各レコード会社の仙台支店辺りの目にも留まったらしく、
盛んに洋楽新譜の「サンプル盤」が送られてくるようになっていた。

そんな中で、このパヴロフスドッグの2作目「条件反射」もその一つ
だけど、とても衝撃を受けた1枚として印象深い。
ただ邦題の「条件反射」は、あまりにも「そのまんま」すぎて
センスがヨロシクない。とやると、結構担当ディレクター氏に
そこに触れられては困る….関係者一同皆同じように思っているが、
本社のお偉いさんの御威光だから仕方がない!

いつの時代も忖度はあるようだ。

忖度自体はとるに足らないことだが、その結果が、
酷く醜悪で歪んだ、下手をすれば何人もの自殺者を生むような
そんな事態になり得るから、実に罪深い。
上は、バーベキューでも食いながら、乾杯でもしてれば良いだけ
かもしれないけれど…。

このアルバムには、ビルブラッフォードや、アンディマッケイ、
何故かマイケルブレッカーまで参加して。まあ何だか妙なアルバムだけど、
今では、アメリカンプログレの代表作という評価もあるらしい。
この2ndアルバム、全体的にポップで洗練された仕上がりになってるけれど、
デビューアルバムの方は、もっとハードでドラマチックで刺々しい感じかな?

Pavlov's Dog - She Came Shining


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4 Comments

つかりこ says..."おばんです"
広告代理店にお勤めされていたことがあるんですね!

> 「真似されるなんて光栄なことじゃないか。
> どんどん真似すればいい。我々はさらにその上を行く高水準の
> ヒット作を、今以上に高サイクルで提案、提示してゆくのみ。
> 自分たちの感覚を信じて、更なる研鑽を怠りなく、努力すべし」

↑すばらしい!大賛成です!!

ウチらで言えば、デザイナーとかコピーライターとかWEBクリエイターって、
職人みたいなもので、けっこうみんな、アイデアや技術的なノウハウや
コツみたいなものを隠すようにするんですよね。
よく後輩などに言うんですが、
「そんな3年も経てば古くなる技術やセンス、隠していないでみんなに
どんどん教えたれ」ですよねぇ。
それが、後進や業界の質の底上げになるし、
自分を追い込んで自身を成長させることにもなりますよねぇ。
でも、正直者は損をする、を地で行っているのかもしれないなあ
って思っています。
まあ、いいかあ、とも思っています。(笑・汗)
2017.06.26 20:21 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."つかりこさん まいどです"
>代理店にお勤め….

ってほどじゃないです、ちょっと知り合いがいて、英文翻訳なら
得意だよってことで、バイトさせてもらったくらいです。
今なら、機械翻訳で、全くNo Chanceですし、資料集めも、
ネット検索の現代ですから...!? 

フランスとかドイツの地方都市の、さる製造メーカー…
こんな辺境まで、日本の商社マンとかバイヤーらはやって来ないだろう!
っていうようなところで、堂々と製造されていたのが、なんと自分等が
開発してヒットさせていたゲルマニウムブレスレットのコピー商品!。

「これ、日本からたくさん注文が入ってるよ!オタクも必要でしょ?」

もはや、笑うしかないですよね…。ただあまりにも安いんで、
こちらのメインのメーカーにプレッシャーをかける意味で
少し注文しましたけど(笑…。

結局、ビジネスって情報が命ですから、良い情報をタイミングよく得るためには
こちらも、ある程度ニーズの高い情報を流出させないことには、入ってこないわけです。
リスクマネジメントは大変ですけど、ここらの感覚が肝ですよね。

友人知人から、レコードを借りて聴く為には、自分の保有する大事なレコードも
貸し出さねばならないわけで、傷がついたり、帰ってこなかったりのリスクは承知の上で
やっぱり、もっともっといろいろ聴きたい!って、欲が勝つわけです。

まあ、中には「他人のレコードなど、針が傷むだけ!」
って人も、確かにいます…。
               


2017.06.26 22:18 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."パブロフドッグ"
ブラフォードにブレッカーとなると、アメリカンプログレよりはジャズロックなのかと思いましたが、ピーターバンクスの頃のイエスや、ガブリエルのジェネシスに近いように感じます。

pipco1980さんのブログ記事で、珍しいバンドを教わっては、YouTubeやAmazonで検索するので、お奨め盤のメールでアブソリュートなんてのが紹介されてきました。
2017.06.26 22:55 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
あんまり、ブラッフォード、ブレッカーらの気配は薄いので、
あまり考慮すべきでないように思います。

音的にはおっしゃるように、派手なメロトロンとか、
ガブリエル時代のジェネシスを想起させる部分が多いですね。

いつの間にかリリースされていた3作目とか、80年代に突如
リリースされた高音Voのデヴィッドサーカンプのソロシングル(!)など
なんだか忘れた頃のびっくり箱みたいに驚かせてくれますけど、
さすがに1〜2作目の凄まじい爆発力はないようです。
2017.06.26 23:14 | URL | #- [edit]

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