ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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結構な虐められっ子...だったかも?

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

近頃は、隠花植物のような生活をしているので、
いつの間にかの夏の日差しが、異常なほど眩しい。

さらに厳しいのは、また公園のベンチで
マッタリなんぞしていると、再び職質なんてね…。
だから早々に退散…もうヤレヤレだぜ!



前回の、広告代理店バイトに至るほんの少し前に
時計を戻してみる…。

いよいよバンドマンを辞めねばならなくなった場面。

厳密にいうと、断じて犯罪行為等ではないけれど、
諸々イキサツあって、とあるトラブルの張本人に
自分がなってしまった。

本社3Fの総務部に呼び出され、総務部長以下数人の
早大学閥の社員達に、カゴメカゴメ状態で囲まれながら、
私はたぶん彼らの憎悪を一身に浴びせられている状態だ。

「何やってんだオマエは!」
「ふざけるんじゃねーぞ」
「どうオトシマエつけるつもりなんだ!?」

ここでその理由は明かせないけれど、
バンドマンが絶対にハマってはならないタブーに、
私は見事ハマってしまった…ってところなのだが、
もちろん私に罪悪感などはない。
世間一般では普通のことだし、
責任もキチンと取るつもりだ…。

しかし、総務部長の容赦ない、決定的な言葉を
私は最期に浴びせ掛けられる…

「俺の目の黒いうちは、オマエなど絶対に認めない!
 誰かが赦し、認めても、この俺が絶対潰してやる…」

同じような言葉を、以前にも聞いたことがあった。

サッカー部創設に動き回って、それが徐々にカタチになり始め、
自分自身、結構浮かれてた高校1年の終わり頃、
凶眼のラグビー部監督に、ラグビー部が占有していた校庭の一部を、
我々にも使わせて欲しい旨のお願いをしに、
ラグビー部室に出掛ると、私は凶眼のコーチに首元をグイと掴まれ、
壁に押し付けられて、まさに同じような言葉を、
浴びせかけられるのだ。

「俺の目の黒いうちはなあ、サッカーなんぞ絶対に認めんからな!
 だからな、グランドは絶対にオマエらなんかに使わせてやるものか。
 俺たちが遠征で不在の日も、練習休みの日も、見張りを置いてな!
 そしていつか、サッカーなんて、オレがこの手で潰してやるさ!」

大学を出たてとはいえ、一応彼も教師なのだが、
見事に喉元から上目遣いでチンピラ口調で脅かされる私であった。

さて、西日のキツい本社総務部で、ああ、あの時と同じだなあ…なんて、
私は意外なほど冷静に、何故か言い訳もせず、粛々とお叱りを
享けていたように記憶している…。

別に音楽は、その大手プロだけじゃあないし、
すぐにでもアチコチ営業すれば、仕事なんて永遠にあるはず…

そしてその通りに、半年くらいは、ボチボチと
仕事はつながっていたけれど、大きなツアーとか、
ロックオペラ的な舞台プロジェクトなんかが、
一斉に終るタイミングになると、ある日ある時をもって、
パッタリと仕事が断ち消えるのだ。

すると、何だか一気に集中力と云うか、
モチベーションがキレたのだろうか?
ギター弾きなんて、バンドマンなんて…もう充分だ。
そろそろ生活を安定させたい、そうだ...

次は...普通のサラリーマンがいい。

キチンと毎月決まった額の給料をいただいて、
計画的な人生設計を構築しよう。
音楽は、趣味で愉しく…それが一番かも。

そして、渋谷の広告代理店で雇ってもらえることになった。

この代理店との出逢いにも、ナカナカ、ドラマチックな
エピソードがあるのだが、それはまた別の機会に…。

やがて仕事にも慣れ、面白くなったところで、
いよいよ本採用か?...君なら大丈夫…と、いうところから急転直下

あっさり拒否される。

「だって君、大学、卒業できてないでしょ…」

自分的には、大学卒業以上の経験を積んだぞ!
著書まで買って読んで尊敬してた、大レコード会社の社長さんに
飯をご馳走になったこともあるし、タレントさんだって、
アーティストだって、そのマネジメントに関わる人たちだって、
数多く知ってるぞ…(総務は苦手だけど)。

なんてね…妙な自負はあったのだけど、そんなことが
世間に通用するはずもなく、翌日中には、
辞意を人事部に伝えることになる。

そして、前項の弱小貿易商社に繋がるのである…。

どの仕事も、とっても愉しかったし、充実してた。

自分で自由に考えて、己の前に立ちはだかる障害を
バッタバッタとなぎ倒して、道を切り開き、
突き進んで行くしかないような仕事だったから、
やりがいあるとか、ないとか云う以前に
自分で何とかしなきゃあ、しょうがないじゃないか!
そんな切羽詰まった仕事ばっかりだった。

だから、概ね、ラッキーで愉しい人生だったかなって思う…。
まだ死ぬわけじゃないのに、なに邂逅してんだろね。



性懲りもなくグレートフルデッドの「'71 DEAD」なる
箱ものCDを入手した…なんとCD21枚組…。

そう言うわけで、「いけない葉っぱ」の力など借りずとも、
天然のめまいでクラクラしている昨今、ちょうど良い感じの
浮遊感を、存分に味える、今日この頃なのである…。

それにしても、デッドだけではないだろうが、
当時のロックバンドのツアーというものは、大体の演し物というか、
曲は決まっているものの、入り方のテンションとか、
尺とかはもう気分次第…。

昨夜は軽く5分で流した曲も、今夜は60分近い大熱演をしてみたりと、
規律というものが全然ない!。

足の向くまま、気の向くまま。

,今はCDでも、DVDでもBDでも、何時間でもメディア的には
長尺演奏には対応できるけど、そもそもそんな無尽蔵に
長い演奏をするバンド自体が存在しない…。

コンサートホール側との約束の撤去時間を逆算して、キチンと
時間通りに終らねばならぬし、第一、音響や、照明の動作なんかも、
あらかじめコンピュータープログラムされているから、
ハプニング等起きようがなく、キチンと時間通り粛々と執り行われる
のが、モダンなライヴというものだ。

また、80年代の中頃に、ケイトブッシュのエンジニア陣が、
彼女の為に128チャンネルだかのミキサー卓と、複数の
マルチトラックレコーダーの同期システムを開発したものの、
あまり普及しなかったっていうか、使いこなせなかったって
いうし、またそのレコード(先行シングル)を、
「いったいどんな凄いサウンドなんだろうか?」と
大期待をして購入した自分…。

しかし、ちょっと邪魔なSEばかりが、ジョリジョリブリブリと
未整理な感じで鳴ってるだけの、変な感じのサウンドで
相当に失望したような想い出がある。
(確か、The Dreamingの7inch Single Version…)

そう言うわけで、70年代初頭の何年間かのデッドのライブは
やっぱり、特別な輝きがあるわけで、何だかいい齢こいて
子供みたいな心境で、「デッドはいいなあ」って、
そのゆったりした、贅沢な時間を楽しんでいるのだ...。

Grateful Dead - Playing in the Band


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4 Comments

MASA says..."つい最近ですが、"
CCR のドキュメンタリーでウッドストック出演時のエピソードが紹介されてました。
グレートフルデッドの次の出番で、観客は殆どラリっており、酷いライヴとなってしまい、それで音源も封印したとのコト、当時商業的には大成功してましたし、納得の何とも笑える話でありました。

堂安はオランダに旅立ちました、ガンバでは僅かの期間でしたが、えげつないプレーを何度も目にしました、アデレード相手のミドルシュートは真後ろで見ましたが、周りのサポ全員がのけ反って目を剥いて驚いたシーンは忘れられません。
2017.06.29 13:15 | URL | #0K.AxFoo [edit]
pipco1980 says..."MASA師匠 まいどです"
堂安くんはフローニンゲンでしたよね!。
昔、このチーム名を聞いたときの衝撃、忘れてません...
「苦労人間?」「クローン人間?」
どっちにしても、なんていう、えげつない名前じゃあ!?
でもたぶん、堂安くんの実力なら、「苦労人間」なんて
難なく踏み台にして、すぐにヨーロッパの表舞台に立ちそうです。
楽しみですよね。

デッドの次は確かにしんどいですねえ。
何度かこの項で語ってますけど、かつて、東大寺コンサートでの、
X-Japanの次に御出演のボブディラン….そんな感じですかねえ??
ステージ滅茶滅茶に、客席は一斉退場のあの客層で騒然….。


2017.06.29 14:39 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."グレイトフルデッドのライブ盤"
デッドのライブ、それも21枚組というのは、半端じゃないですし、曲名なんてあってなきようなもの、アレンジも含めてアドリブ大会ではと想像します。

昔のロックバンドのライブは、ツェッペリンでさえ、レコードよりも長尺にしていて、聴きごたえがありました。(ただ、ジミーペイジは、ライブ用にきっちりとアレンジしてあったのでしょうが)

自分の場合、パープルの日本公演全曲集でさえ、最初は興奮したものの、やっぱり正規盤は一番好いところを集めたのだなあと、メイドインジャパンばかり聴いたり、クリムゾンのグレートディシーバーも4枚組でお腹いっぱいになってしまいました。

デッドは、pipco1980さんのザッパ、クリムゾンに続く大量のライブ盤コレクションになっていくような。(他にも、もっとあるでしょうし)
2017.06.30 23:00 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
21枚組と云っても、各3枚組x7公演分ですから、
思ったほどのヴォリュームではないです。
ご推察の通り、ヴォリュームの割には、曲目少ない…です!。

Zepは結局「胸いっぱいの愛」に様々エルビスやビートルズやスタンダードを
ぶつけてメドレー形式にした長尺版が、ライヴの呼び物でもあったわけで、
いってみってみれば、それだけなんですけど、デッドは何処から長尺が始まるのか
分からない怪しさ=危なっかしさ…が、これまた大きな魅力だったりしますから
一度でいいから、実体験してみたかったですね。

クリムゾンは、ツアー初期はほぼ新曲と即興が入り乱れたライブで、
その即興から、徐々に新しい曲の輪郭がカタチになり始める経緯が、
ライヴ盤を時系列に聴いて行く醍醐味でもあるわけです。

ザッパは、ツアー前1か月間は、中規模のホールを借り、
きっちりリハーサルで音を固めてから出掛けますから、
「今回の完成度は〜?」って感じで、これまた聴き逃せなかったりします。
2017.06.30 23:40 | URL | #- [edit]

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