ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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昭和のムシKING

DSC05161a.jpg
Leitz- ELMAR 9cm/4(1936)

今、家にある中では最も古い昭和11年製のエルマー90mm。

ナチス政権下でのベルリンオリンピックが開催され、
そして国内では二二六事件の年…。

さすがに相当曇ってる…ってか、霞んでる…。
その辺がアートと云えばアートなのだろうが、
ちょっと、この個体に限っては、かなり冴えない感じ。

そうしたわけで、あまりにも人気がないレンズゆえか、
ライカにしては、極端に安くて、古道具屋経由で4千円弱で買えた。

しめしめ…って思って、家に戻ってネットで流通価格を
調べたら…まあ、そのくらいが極めて順当な値段らしく、
まあ、やれやれって感じ。



先日は中学の同窓会だったが、結局集まって
昔話に興じていたのは、小学校時代の仲間だったりする。

中学以来の同級生からは

「君は…ああ、ビートルズ好きのP君だろ!?
 確かオレ、オマエさんにミッシェルの弾き方教わったんだよな!」
(今思えば、殆どウソの弾き方だったけど…正しい弾き方を
 当時からしていた人なんて、果たしていたんだろうか?)

「サッカー部のP君だろ!? オレだよオレ、フルバックの…
 P君は確かハーフだったよな!」

そんな感じなのだが、小学生時代の仲間となると、これが...

「P君って、ムシキングだったよなあ…?
 なんだが夏になるといつも、大きなカブトムシとか
 クワガタとかカミキリムシ…そんなの捕まえて自慢してたじゃない!」

「えっ?オレってそんなヤツだったっけ_?」

「そうそう…」

確かに虫は捕ってた…しかし我々町内の子供らの虫採りは
常に深夜か早朝…。

自分的には「ピアノ少年」を揶揄されるのかなあ?なんて
思っていたけれど、よく考えてみれば、一部を除いて、
このことは極力秘密にしてたように思う。
男の子がピアノなんて恥ずかしい…そう思ってたんだろうね。

今はもう無くなっちゃったけど、駅前商店街とか、
そのアーケードって言うのは、24時間、煌々と明かりが
点いているから、そこに様々な「羽虫達」が集まってくるのだ。

勿論、気持ちの悪い鱗粉をばらまく「蛾」やら、
やたらと数が多いカナブンやコガネムシ系統の中、
よく目を凝らせば、カブトムシはいるし、クワガタやカミキリムシ、
不気味に光り輝くタマムシまでいる…。

まさに虫好き小学生…殊に夏休みの宿題には昆虫採集標本を
提出しよう!という向きには、実にお手軽で収穫の多い
宝の山であるのだった。(雑誌、学研の「科学」の附録には、
大体「昆虫採集キット」が定番だったから、誰もが持ってた。)

我々は、夏休みの早朝には商店街を通り越したその先にある
「コートーサイバンショ(高等裁判所)」なる場所の前庭での、
ラジオ体操のため、集まっていたのだが、そうしたわけで、
他の町内からも、ラジオ体操終わりで、大勢、学校の仲間らが、
虫捕りを目指して朝の商店街にやってくる…。

我々は、そんな彼らに、既にチェック済の、いわゆる人気の甲虫系の
集まりやすいポイントや、クワガタ出没ポイント!?などを
ナビゲートする役割をそこで担うわけで、人によっては私を
「虫捕りのP」っていう、そんな印象で語るヤツもいるらしいのだ。

思い起こせば、ここは、道の奥の、大した特徴もなく、
J3リーグ、現在ダントツ首位のサッカークラブがありながら、
未だに観客席1万人ゴトキのJ2基準のサッカースタジアム建設に
あたって、「受益者が限られる?」とか「誰が金を出すのだ!?
出さないヤツには、この際黙っていてもらいたい…」などと、
自らの準備不足を棚に上げて、ケチな理由を繰り出し、
実質建設妨害するような県知事が君臨する、
つまらない最果ての地方都市。

J2に上がれば、取りあえずKINGカズのいる横浜FCや、ジェフ千葉、
東京ヴェルディ、さらに今年限定だと思うが、あの名古屋グランパス
までいるし、お隣山形や京都もJ1常連の人気チームだから、
そうしたチームの熱烈サポーター達が、わんさか
この辺鄙な北国までやってくる….って現実を、たぶん、
知事も議会も分かってないんだろうなあ…。

まあそもそもサッカーなんて、未だ一度も
観たことない人たちなんだろうし…。

クラウドファウンディングでも何でも、グダグダ言ってないで
早くやれ!って、こっちが焦るばかりで、このままじゃあ着工まで
7〜8年は掛かってしまいそうな雲行き。

そんなわけで、県外からサポーター達がワンサカやって来る
この街の状況は、まだだいぶ先になりそうだが、
夏になれば、すぐ近所の大自然から、虫達が街の光を目指して
集まってくるし、城跡のお堀は、水生生物の宝庫で、
魚達も豊富だから、竿をたらして釣りに興じたり、
半ズボンだから、そのままお堀に足を入れながら(浅い!)、
ヒルに血を吸われながらも、ゲンゴロウはもちろん(咬まれると痛い!)、
憧れの「タガメ」まで発見したことだってある。

もちろん、今はそのどちらも「禁止」。

もしかすると昔から禁止だったかもしれないが、
そこは地元の悪ガキども…怖いものなど全然なかったな。

今は、事故が起こった場合の「責任の所在」を巡って、
何でも、やばそうなものは「禁止」ってことなんだろう。

なんだか、大人の質まで下がってるのかな??

あれからもう半世紀も経とうかという現代…。
この街は幸せになったのだろうか?
日本も良くなったんだろうか?
どうなんだろうか…?

取りあえず、今現在、戦時下でもないし、
ナンダカンダ言ったところで、
憲法もきっちり維持されている…。

そう言う意味では、平和なのかもしれない。

明日はどうなるかわからないけど…って註釈付きだがね。



先日のアルグリーンに続いて、ドニーハサウェイの登場。
私はもちろん大好きなシンガーだけど、このLIVEアルバムは、
それとは別格に大大大好き!...

というか、忘れもしない高校1年の夏に、このアルバムを聴いて、
それまで聴いてたロックでも、モダンジャズでもないけれど、
何だかいい知れぬ興奮を、バンドさん側から…というか、
ギターに限らず、ドラムとかベースとかエレピとかの絶妙な
バランスと熱気に、自分は相当感化されたと見えて、
そのとき初めて...

バンドマンってカッコいい…のか!?

サッカー用語で「ブロック(を作る、に戻す)」という
言葉があるけれど、攻撃態勢から守備態勢に変わった時、
瞬時に、元々の自分の守備陣形に戻ることを、まあザックリと云えば
そう言うのだが、自分がスコアを書いたり、バンドのサウンドの
まとめ役を仰せつかったときなどは、いつでも瞬時に
このアルバムのこのサウンドに戻ることが、自分にとっての
ブロックというか、初期化….みたいなものであったような気がする。

さほど奇をてらったことなどせず、あくまで唄を生かす為に
音圧など抑え気味のバランス重視なのだが、細かいところで実は
様々な工夫と云うか、隠し味が用意してあって、それらが
自分自身の理解力の成熟によって、順次「なるほど〜」とわかるような、
そんな小憎らしい仕組みに溢れてる、粋なライヴアルバム。

ギターはこの曲を含む前半がフィル・アップチャーチ。
(後半は実はアップチャーチのトラだったらしいコーネル・デュプリー!)
ベースはウィリー・ウィークス。そしてなにしろバンドの核となってるのが
ハサウェイ本人によるFender Rhodes Piano…。

まあ、原点…だね、自分の。

Donny Hathaway『Hey Girl』


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5 Comments

says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.07.17 13:18 | | # [edit]
バニーマン says...""
これはライヴアルバムとして、いや、単純に素晴らしいアルバムです。
ジャズとかソウルとか、そういうカテゴリーはどうでもいい作品ですよね。
カッコイイ!
その一言ですね。
2017.07.17 19:44 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
世間でこのアルバムがどういう評価をされているのか、実は
全然知らないんですけど、手が届きそうで届かない世界というか
もの凄い力を感じるアルバムですね。

楽器を演る者にとっては、もはや必聴だとは思うんですけど、
それ以外に楽しめる用途があるのかどうか、実は良く分かりません。
まあ、唄はね...死ぬほど上手いですけど…ってことはやっぱり
最高!ってことになるんでしょうか!??
2017.07.17 22:33 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."名盤です"
60年代から74年まで後追いの自分にとり、存在を知ったときから、間違いない名盤ですし、ライブ盤としても屈指の出来だと思います。

フィル・アップチャーチ、コーネル・デュプリーの後にフュージョンシーンで活躍するギタリストに、ウィリーウィークスのベースも見事ですが、弾き語りとは思えないダニー(ドニー?)のローズが本当にすごいです。

ただ、悲しいかな、この手の音楽に疎い自分は、いつもハサウェイとマービン・ゲイ、ロバート・フラックとアレサ・フランクリンが、ごっちゃになります・・・。
2017.07.19 18:53 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
何となくね.彼らは華麗な技巧が売り物の派手なミュージシャン=アーティスト!っていうより
地味で堅実、結構、金にも汚い「バンドマン」って感じですから、自分はそっち方向に
何故だか興味津々でしたね。

ジェラスガイとか、ソングフォー・ユーとか、あとWhat's Going Onなんか、本家の
マーヴィンより遥かに上手いのが、ドニーハサウェイ(80年代にピーターバラカンがこう呼んでました!)
です。
2017.07.19 21:57 | URL | #- [edit]

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