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ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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エスニックな毎日

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Carl Zeiss Jena 'Biotar' 2/58 (1958)

時代は90年代、ちょうどエスニック音楽にハマってた頃、
当然のことかどうか微妙だが、東京にもボチボチと
目立ち始めたエスニック料理店を見つけたら、
我が家族に共通した、新しくて変わった物好きの
血が疼きだし、家族3人が顔を見合わせ、「にやっ」と
全員が白い歯を見せたら、「即入店!」っていう、
オバカ家族な時代があった。

世界三大料理のトルコ料理に始まり、タイ料理に、
インド・ネパール料理、インドネシアにベトナム料理、
さらにアジアから、一気に飛んでブラジルのシェラスコや
豆料理を経由し、アフリカのワニ肉料理まで…。

娘がいない時は、原宿辺りのアイリッシュパブで、
生ギネスと暖かいポトフや極上のキッシュ風のパイ。
そして生演奏のトラッド音楽の夕べ…。

イングリッシュスタイルだと定番のフィッシュ&チップスか、
モサモサした不味いパイくらいしかないから、断然アイリッシュ派!
〆は勿論、アールグレイ!

そんなある日、わが街「荻窪」の、会社からの帰り道に
タイ料理屋が出来た。タイ料理はまだ今ほど一般的では
なかったけれど、やっぱりパクチーは癖になる…というわけで、
価格帯もリーズナブルで、味もそこそこなちょっと田舎な
タイ料理屋のファンになって、当時一生懸命だったサッカー
の仲間達や、会社関係の連中を連れて行くと、皆が皆、
タイ料理のファンになって、気がつけばありとあらゆる野郎どもが、
私の終業時間近くにオフィスにやってきては、

「どうです、今夜….シンハビールとメコンウィスキーで...?」

そんな感じで気がつけば、ほぼ毎晩が「タイ料理」な日々…。

「いやあ、ココでね生まれて初めてタイ料理教えてもらって、
それであちこち行ってみたんですよ...新宿も渋谷も…でも、
どこも高いし、思ったほど美味しくない…。
やっぱりココですよココ…荻窪が一番。何しろ安いし味も安心!」

そんな感じで、毎晩のようにシンハビールにメコンウィスキー。
パクチーたっぷりのトムヤムクンにタイ風さつま揚げ、そして
甘辛いタイ風焼きそば…。

タイには実際に料理屋だけじゃなくて、数回入国しているけれど、
あまりに激しく過酷な仕事ばかりで、楽しい思い出などないし
そもそもバンコク市内をノンビリ見て回ったこともない。

ただひたすら、ジャングル奥地の部族をだまくらかして(?)
工場の工員として安く使おう!それだけの為に用地確保等々、
オンボロトラックの助手席で、ジャングルの道無き道を
ひたすら彷徨っただけの数日間…途中何故かタイのはずなのに、
ラオス軍の国境警備兵に追いかけられて銃口を向けられたり、
もう訳が分からない散々な感じ…。

そういうわけで、タイ料理は、安全でリーズナブルな東京に限る!
というわけで、他のエスニック料理も似たようなもので、
何しろ東京は世界一安全で住み良くて、美味しいのである。

本来が禁酒なイスラム料理屋でも、東京なら酒も呑めるしね...。

ところがある日、タイ料理店店主から、「店を畳む」という話を聞いた。
ビル管理会社側と貸借契約問題でいろいろと揉めたらしい。

荻窪に比べれば家賃がずっと安いらしい、練馬の小竹向原というところで
新店舗を始めるということで、ならば絶対行くから!
といったけど、実際には1回だけ、申し訳程度に行ってみただけ。

やはり遠いし、わざわざ電車を乗り継いで行くような感じではなかった。

そんな感じで、以降あまりタイ料理なんて、殆ど食していない。
故郷秋田市にも、あるのかないのか?..仮に開店したとしても
熱しやすくて冷めやすい県民性ゆえに、タイミングを逃すと
いつの間にか無くなってるパターンだ…。

久しぶりに…どこか捜してみよう…
これだけパクチーブームなのだし…。



タイの音楽との出逢いは、残念ながら無かったけれど、
原宿のアイリッシュパブレストランのライヴは楽しみで、
かなりの回数、一家で出掛けた。

そして必ず私がこの曲をリクエストするので、
いつからか、バンド(無論現地の方々)は私の顔が見えると、
自然とこの曲をプログラムに入れてくれてた(と信じてる)。

原宿では、大体女性がこの歌を歌ってくれてたんだけど、
本日は、大好きなヴァンモリソン(北アイルランドのベルファスト出身)と、
アイルランド共和国本国では国民的人気と歴史あるバンド
「チーフタンズ」との競演作から…。

ちなみにチーフタンズは、その昔、渋谷のオーチャードホールでの
来日公演に出掛けたけれど(競演は矢野アッコちゃん)、
本当に素晴らしかった。

確かアッコちゃんのデビューアルバムではリトルフィートと共演していた
ホーハイ節をふくむ「津軽ツアー」を、その夜はチーフタンズと
セッションしてくれたと記憶してる。

Van Morrison & The Chieftains - Star of the County Down


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4 Comments

バニーマン says...""
下戸な自分には、というか英国もアイルランドも行ったことことがないので、そのパブの違いは分かりませんが、かつては不味いことで有名だった英国料理はやっぱり不味くて、アイルランド料理は美味いんですね・・・?

下戸な僕がなぜか、英国のビールは日本のようには冷たくないらしいと説明すると、日本の(というか僕の周辺の)酒飲みは英国には行かない!という人が多いです(笑)
本当にキンキンに冷えたビールは、かの国はないのでしょうか?

チーフタンズとヴァンモリソンをパブで聴けたら最高ですね(笑)
2017.08.19 23:07 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
基本的にパブではギネスビール(黒ビール)で、滑らかな舌触りと、
芳醇なコクを楽しむものなので、あまりキンキンなのは逆に美味しくありません。
まあ日本人にとってのビールの醍醐味は大部分が「のどごし」ですから、
正直云って、それが豊かな文化なのかどうか、自分には判断つきません。

アイルランドには有名な「お婆ちゃんの朝食レストラン」というのが数多くあって、
英国のミュージシャンとか、お金持ちの憩いの場所となっているようです。
単純に玉子とかミルクとかの味が、ロンドンとは根本的に異なるんだそうです。

まあ英国と云うのは、戦争に明け暮れた歴史の国ですから、いつもお父ちゃんは
家に不在で、必然として食事も貧相になったともっぱらですけど、
本当のところは分かりません。

ヴァンモリソンはともかく、チーフタンズを車座で聴けたなら、
思い残すこととはもう無いかも...。
2017.08.19 23:24 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."チーフタンズ"
バグパイプから想像する、ちょっと陽気な音楽よりは、深い森を思わせるケルトミュージックの叙情性も感じて、日本人好みのサウンドに思います。

ポールの「夢の旅人」にしても、ブラックモアズナイトにしても、アイリッシュチューンやブリティッシュフォークの影響は、イギリス人には大きいでしょうし、本当、この曲をインストにしたら、キャメル「スノーグース」あたりに出てきそうです。

例によって、このバンドも、今回のブログで知りましたが、この秋には来日公演もあるようで、年季の入った有名どころなのですね。
2017.08.20 14:04 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
マッカートニーのキンタイアは、ウエールズ第2の国歌とも言われてますよね。
地味な国なんですから、ホントに国歌にしちゃえばいいのに!って思いますよね!

あと、アイリッシュフォークの名曲といえば、もうなんといっても「ダニーボーイ」
ってことになりますね。

チーフタンズは、ストーンズやフーなんかの大御所連中も共演したがる、
国民的バンドです。ウチの家人は、人生最高のライヴこそ、このチーフタンズ….
って言います。私は半分、「この後はやっぱり原宿でギネスだよな」なんて
舌なめずりばっか、してましたけどね(笑)。




2017.08.20 14:40 | URL | #- [edit]

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