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ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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不健全な大人たち

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Carl Zeiss Jena 'Flektogon' 2.8/35 (1964)

全てあらゆる選挙に、私は足を運んでいるわけではないけれど、
総選挙、国政選挙の類いには、どんなに多忙でも、仕事を
途中抜け出したりして、出来る限りの投票行動を行ってきた。
(日本にいなかったり、東京にいなかったりと云うのはある)

いつの日か、投票所は、地元の所定の小学校とかではなくて、
どこでも投票できたり、ネット投票も含めて、もっと円滑に
執り行えるような、そんな世の中になれば好いなあって、
ずうっと、たぶん30余年願ってきたけれど、AIで自動運転が
可能になった今日でも、こうしたお役所仕事だけは、
相変わらず1ミリも進化しないようだ。

そういうわけで、不思議なことだが、大昔に
ふらっと出掛けた、いい加減どうにかしろやあ!って程
オンボロな、日曜午後の川崎球場の、ロッテ対日ハム...
その閑散としたスタジアムから見えた、サードを守る
落合博満の大きなお尻…そんなローテックな光景と、
今も昔も変わらない投票所の、ちょっとローテックな感じが、
同じ匂いがするなあって、ふとそんなことを思ったりするのだ。

さて、今回の選挙はさてさてどうしたものか、入れる
ところがないなあと思いつつ、体調も悪いし、
これは、今回は「棄権かなあ?」なんて考えていたけれど、
突然、ああ、リベラル政党…残ったじゃん辛うじて…
ってわけで、まあ当面なんの力も発揮できないほど
小さなものだろうが、やっぱ政権側(どんなカタチでも)に対し...

「それでいいのか?、ホントにいいのか?信じていいのか?」

そんな事が言える党が、首の皮一枚のひ弱さながら
なんとか残っとことを評価したいと思う。

ディベードというのは、全く疑いようがない正しい法案に対しても
敢えて反対意見者を設定し、本当にその法案が安全なものなのか?
リスクは全くないのか?あるとして、それを賛成派はどう回避する
施策を持って説明しきるのか?...そういうことが、
実際の国会にも絶対に必要だと思うのだが、一気に満場一致で
可決っていうのは、ヤッパリ胡散臭い。

レース用の自転車にブレーキは必要ない…
っていうけれど、政治は全速力のレースじゃないし、
時には立ち止まって考えることも必要だ(原発が良い例)。

そんな疑り深くて、慎重で、臆病な国民にも、キチンと考えさせ
説明を求める勢力はヤッパリ必要だと思う。

キッチリ説明しますって云っておきながら、全然説明しないのが、
「数の力」なら、それはヤッパリ、反対勢力は絶対に必要!

「いつも反対ばかり!」....それで良いのだ。

ちなみにK産党という勢力もあるにはあるけれど、
残念ながら、党是の半分はファンタジー...。

それはそれで、素晴らしいユートピア思想と感服するけれど、
政治結社としてはヤッパリ自己矛盾に陥ってしまうのが、
困った部分だ。あくまで思想は素晴らしいと思うけど
残念なことに、もう少し世間は現実的なのである。

とはいえ....自分はつまるところ、右も左も、
この日本に於いては、大した違いはないと思う。

この国に生まれ、国を愛し、故郷を愛する…そんなの当たり前だ。
国が嫌いなら、とっとと外国にでも移住して暮らせばいいだけ。
この国に主体的にいる、住んでるってことは、みんなこの国が
大好きだってこと。少々ものの見方が違うからって差別したり、
排除したりってのは、日本人として情けない...と考えるべきだ。

自分は外国に出ることが多い仕事だったが、
どこの国にも程度の問題はあるが、「民族紛争」というか
「差別」はある。同じ生活エリアの同じハンバーガーショップに
武力闘争中の二つの民族が、普通に席を隣にして、ハンバーガーを
食ってる…。一見平和な光景だが、実際には一触即発の緊迫感が半端ない。

日本ほどそういうことが希薄な幸せな国はない。

有り体の言葉で、少々恥ずかしいが、

みんな仲良く…。

それが一番だが、国会とか地方議会だけは
侃々諤々の議論を本気で闘わせた方が、より幸福な国家像が見えて来る。
…そう考えるのだ。(地方議会はその点、最悪の様相で、談合そのもの。
地方が疲弊するのも、当り前だなあと思う。)



1993年に52歳で亡くなったフランクザッパだが、
いつの間にか、自分は遥かにその年を越えてしまっていた。

40歳になった時は、たしかこう思ったものだ…。

「ああ、ジョンレノンに追いついちゃったぜ」

後はどうだろう、何となくビートルズの唄、
「When I'm Sixty-Four」に刻々と近づきつつあることを考えると、
なんだか空恐ろしくなる。

まだまだ遠いようで、近くもある。
ビートルズ好きには、ひとつの節目…なのかもしれない。

ザッパは、死の数年前には既に前立腺がんに侵され、
残された時間が少ないことを公表していたから、
最晩年も、比較的充実した「仕事」を見事に完遂していたことは、
なんだか羨ましくさえ感じていたような気がする。

オーケストラとの競演と云うのは、ザッパ自身実に60年代から
たびたび行ってるもので、ロックグループのバンマス=ザッパと
同等にザッパの活動の重要な位置を締める活動となっている…。
(その他に、現代音楽=コンクリートミュージックサイドの
ザッパというのもある)

今回のプロジェクトは、YELLOW SHARKと題された、
現代音楽寄りのオーケストラ「アンサンブル・モデルン」との
競演となるが、公式にザッパの人生最後のプロジェクトである。

勿論これはザッパのプロジェクトである…何がザッパか?といえば、
曲は今回用の書き下ろしもあれば、ザッパの旧作のオーケストラ
アレンジ版もある…つまりそれらの全てがザッパの手による
スコアであるということだ。

そしてたぶんだが、ザッパの書く文字と言うか、譜面も独特で
癖はあるけれど実に美しいフォントなのだが、映像で見る限り、
パート譜の1枚1枚が、ザッパの手書きによるものというのが
見て取れる…。

基本的にザッパという男は、バンドのライブ用にも
ツアーの度に、全てニューアレンジで、アドリブソロまで
キッチリとパート譜に書き込む「完全主義者」として有名だが、
自らの死の影と、たぶん酷い痛みを前にしながら、
この最後のプロジェクトの為に、寸暇を惜しみ、病院のベッドや
自室で、カリカリと鬼神のように写譜する姿を浮かべると、
何とも空恐ろしくなるのだ。

母国アメリカより、ヨーロッパ、特にドイツではとても人気があり、
評価の高いザッパは、この最後のプロジェクトを、
アンサンブルモデルンの地元ハンブルグで行うことにし、
確かドイツ全土でテレビ中継され、のちにMTV等で全世界で
放送された。

本日のドッグブレス〜アンクルミートのメドレーは、ザッパファンには
お馴染みすぎる60年代のオリジナル・マザーズ時代からの定番曲。

ちなみにザッパという男は、9歳の時に、憧れの現代音楽家
エドガーヴァーレーズにファンレターを送り、やがて送られてきた
返信を、生涯、額装して大切にしていたという有名なエピソードもある。

小学4年生で、既に武満徹あたりのファンだった...みたいな話?…
あれ、自分もその頃、伊福部昭のファンだったような…
まっ、ゴジラ音楽…だけど…。

いずれにせよ、ザッパの最後は、こうして締めくくられたのだ…
と、いう事で、何とも感慨深い。

Frank Zappa - Dog Breath Variations + Uncle Meat


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4 Comments

バニーマン says...""
こんばんは。

27歳クラブのロバート・ジョンソン、ブライアン・ジョーンズ、
ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、
カート・コバーン、エイミー・ワインハウスに関しては、彼等の死と
年齢については有名ですけど、自分に当てはめてどうこうということは
ないですね、というか27歳の時に何か考えたことも無かったです。

ジョンの死亡年齢を越した時は・・・
やっぱり特に何も思わなかったような・・・(^_^;)
有名人の命日で、ちゃんと覚えているのはジョンだけなんですけどね。

ザッパは52歳だったんですね。
僕もそれは過ぎちゃいました。
この人の場合、若い時から年齢不詳みたいなかんじで、
ちょっとビックリ!

ザッパの訃報は当然読んだはずなんですが、当時は特に年齢を
気にしていなかったんですね。
2017.10.04 18:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
石原裕次郎、美空ひばり...方々も確か52歳...だったような?(未確認)
ザッパがその列っていうのも、なんだか妙な気分ですけどね。

27はともかく、ジョンの40...は、わりと強く意識してましたね。
ああ、いよいよ自分も40だ、ジョンに並ぶ....。
まあ軽く、フットサルで膝のお皿を割ったくらいでしたけどね。



2017.10.04 22:40 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ザッパ"
マザーズなどでも、アバンギャルドでフリージャズの要素もありながら、きちんと計算、アレンジされたサウンドだったので、現代音楽のオーケストラというのは、その延長という気もします。

この演奏は、バンジョーやマンドリンという一風変わった編成ですが、ヴァイなんかは共演したくてたまらなかったのではないでしょうか?

イングヴェイのオーケストラ共演は、バッハ、パガニーニの協奏曲の路線ですが、ヴァイは明らかにザッパの影響下にありますよね。
2017.10.05 19:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
ある日、ザッパのオフィスにヒッピー風の男が訪れて、ザッパ当人は不在だったのですが、
分厚い自筆と思しきスコア集を事務員に預けて立ち去ったんだそうです。
後日そのスコアを見たザッパは愕然としたそうで、自分の曲の見事な採譜集だったそうで、
秘密の二階建てコードまで、性格に記入してあったのだそうです。
すぐに彼を呼んで、楽譜出版権を彼に与えるべく、商談のつもりが、
今度はデモテープまで聞かされると、もうそのままザッパバンド入り....。

よく知りませんが、イングウェイという人も、オーケストラの譜面を書く人なんですね?
自分はTV用のフルバンドのアレンジをしたことはありますけど、楽器のキーを調べるだけでも
あまりにも面倒なので、フル譜?No Thanksでしたよ(笑。
2017.10.05 20:40 | URL | #- [edit]

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