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ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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雑音は手短かに

DSC00741b.jpg
Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

ここのところ、疲れやすいのは相変わらずにしても
何となく妙なめまいもないし、体調も悪くないので、
久しぶりに出掛けてみた。

勿論、毎日、買物程度とはいえ、ちょこちょこと
出掛けてはいるのだが、ここまで足を延ばしてみるのは
久しぶりで、意外に何でもない自分に対し、
少し自信を取り戻したような…そんな感じ。

家から1kmちょっとくらいのところなんだけどね…。

ところがだ、パレードというかお稲荷様の狐の行列の
進行方向が、今年は思っていたのとは真逆になっていて、
自分なりに、余計な体力を使わないで済むように、
あらかじめ撮影ポイントを数点に絞り、
最初のやや遠目のポイントで、待ち構えていたのだが、
あれあれ、行列があっち行っちゃったよ!?
こりゃ大変…。

突然の事に面食らいつつ、ここは冷静に、頭の中で
撮影ルート変更を組み立て直すのだが、
意外に交通量が多い車道も、一切通行規制などしてない、
とても小さな神事だから、キチンと信号などを
守りながら渡りつつ、移動しながら、
ポイントを正さねばならない….。

それでなくても体力がイマイチなのだから、
他のカメラマンたちのように、走って先回りなんて芸当は
今は絶対に無理。

そうしたわけで、5ポイント予定していたけれど、
3ポイントのみで、今日は撤退!
そういうことにした。

まあ実際にこれくらいでも自分的には上々であるのだ。



アート・リンゼイや、イクエ・モリがいたD.N.A.である。

ホントにこれを繰り出してよいものか.少し考えた。
何しろこれがD.N.A.で、あのアートリンゼイなのだから…。

この曲(?)も確か最期の最期に入ってた、なにしろ
われわれ世代には、衝撃的過ぎたポストパンクアルバム
「No New York」のその中でも異彩を放つというか、
存在自体が強烈だったD.N.A.なのである…(日本語になってないな…)

ブライアンイーノが、NYのポストパンクシーンの中の、さらに
深くてエグイところの、最もノイジーでアヴァンギャルドな4バンドを
取り上げ、1組4曲ずつ=全16曲のオムニバスアルバム。

何度もいうが、何しろこのアルバムの衝撃は半端なものじゃあなくて
我々の音楽仲間の内では、早速、これを真似て、みんなそれぞれに
既にプロで活躍してしてる連中なのに、とにかく集まろう!
絶対何か生まれるに違いない!そして何か力を得たらライヴやろう!
いいじゃんか客なんか入らなくたって…このなんだか分からない
DNAから得た、わけの分からないパワー、エネルギー…
その秘密が解明できるなら最高じゃないか…。
そんな感じ…。

私もダブルネックギターを持って、勇んでスタジオに出掛けた…。
いきなり、なんの打ち合わせもなく、どうしようもなくて、
救いようがないノイズと言うか不協和音を一斉に出してみる…。

いいぞいいぞ…しかし…。

そのまま10分で気絶しそうになった。

後で知ることだが、D.N.A.の演奏は1曲1曲がとても短い。
それに気づかず20分くらいテープを回しつつ、続けたら、
「もう結構、もう勘弁!」って気持ちになった。

ノイズは黙ってヨソの人が演るものを聴き、感じるもので、
自らやってみるものではない。

何となく、そんな当たり前なことにやっと気づく
業界に少しずつ染まって行く自分たちに、不安と焦り等々、
どうにもならないもどかしさをそれぞれに抱えていた我々…

既に大ヒットを飛ばしたバンドに在籍していて、毎日のように
TVに写ってる奴だが、バンドのスターさんがちょっとヤバい
植物に手を出して、今後の去就が怪しくなってた奴…。

バンドでレコードデビューはしたけれど、あまりうまく行かず、
煮詰まり気味のドラマー…

とある歌謡テクノバンドにスカウトされるも、加入する為には、
現行の会社やタレントのバックバンドなどを一旦辞めねばならぬ
事に尻込みして、固辞したら、そのテクノバンドが
別のメンバーで立ち上がり、大ヒットしてしまう…。
(実は私…昨日思い出した!)。

そんな風な、様々なものを抱え始める年代に
このD.N.A.ショック…だったのである。

アートリンゼイは、わりとすぐにフェイクジャズ!って言葉に
象徴される、あのLounge Lizardsに加入して、
ヤッパリ同じような演奏!を展開して、表舞台(?)でも
衝撃を与えたりしつつ、アンビシャスラバーズでの活動、
現代音楽家あたりとのコラボも現在も盛ん…といったところだ
(坂本龍一氏とのコラボも有名)。

今の耳で、これがどれくらいの衝撃を持って聴かれるのか
皆目見当がつかないけれど、ヘンリーカウとか、少し後の
突然段ボールや、メルツバウ、YBO2なんていうノイズグループや、
現在も、あまちゃん音楽で高名な大友良英なんかに
しっかり受け継がれてもいる、ヤッパリそのものズバリの
D.N.A…だったりするのである。

D.N.A. - Size


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4 Comments

つかりこ says..."おばんですー"
映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のジョン・ルーリーに惚れて、
ラウンジ・リザーズのアルバム(1枚目)を買ったことがありました。
フェイクという意味がよくわかりませんが、
たしかにフリージャズっぽいアドリブではありますよね。
あのバンドに、アート・リンゼイさん、入っていたんですね。

しかし、このD.N.A.での演奏はフェイクどころではないですねー。
ノー・ウェーブっていうんですか?ノイズミュージックっていうんですか?
前衛アート音楽?
歌詞がわからないのでなんとも言えませんが、
この曲については、いまでいうハード・コアみたいですね。

こういうのをやってる知人がいるんですよ、
ドラムとベースだけのユニット。
そんなにキライではないのですが、
早いリズムとでかい音で同じフレーズをずっと繰り返すので、
ライブで聴くとアタマがおかしくなりそうになりますです。(汗)
2017.10.17 01:26 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."つかりこさん 毎度です"
80年代のジム・ジャームッシュ映画は、結構好きで、昔はBetaのレンビデでしたけど
今はちゃんとDVD買って,たまに観てます。ブルレイは持ってないですけど....。

ジョンルーリーって男は、所詮は普通に小器用なサックス吹きって感じで、
たぶん、アートリンゼイの凄さとか、有り難味なんて、一生理解できないんでしょうね。
1作目以降のラウンジリザーズのつまらなさと言ったら、気の抜けたビールみたいで
酷いものでした。

D.N.Aは、今もある筋では神様みたいな扱いをされてるようでもありますけど、
今回あらためて聴いてみたら、ヤッパリ不思議な雰囲気があって、
分かる人に分かれば良いのかなあって感じですかね。

友人に、ダブルベースのデュオで、絶賛ライヴ開催中な奴らがおりました。
おそらく何らかの化学反応を期待して、必死にプレイしてるのは分かるんですが、
大抵何も起こりません。次こそは!って彼らは言うんですが、次を耐えるほど
我々は親密なおつきあいだったかなあ....って考えざるを得ない状況ですよね。

そういうわけで、前衛は友達減らしちゃうんですね。




2017.10.17 02:16 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."DNA"
アート・リンゼイの名前くらいは知っていましたが、DNAは知らなくて、この曲を聴いた感じは、ノイズミュージックというより、テクノを通過した世代のパンクという印象です。

フリージャズは、晩年のコルトレーンやオーネット・コールマンあたりは何とかついていけますが、単なる自己満足のでたらめに思える演奏も多くて、自分の感性が乏しいのでしょうか。
2017.10.18 18:36 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
フリージャズですが、自分も専門でフリーものばかり聴いてきた
わけではないですけど、おっしゃる通り、概ね自己満足的なモノ...
とても多いと思います。
ただそればかりでは、この分野が成り立つはずがなく、ヤッパリ
当盤のように、なんだこれは!?...と、何て美しい!!!?が
同居したような不思議な感覚に、激しく心を揺さぶられたりするわけです.

美は乱調にあり...。
2017.10.18 20:05 | URL | #- [edit]

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