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ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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悲しい空やねん

DSC08933あ
Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

自殺者率日本ワーストの….悲しい空やねん?。

以前もここでお話ししたことだけれど、
もうかなり昔、人生観を変えるくらいの痛い目に
私は遭ったことがある。

ちょうど年号が変わろうかという頃、当社営業部にも
遅ればせながら「ファクシミリ」という文明の利器が
やっと導入されると、いきなりカタカタと見慣れない
会社名とともに、自称「総合商社」さんから
取引願いのアポイントが入ったのだ。

ほほう….ファクシミリを設置するだけで、どんどん仕事が
舞い込んでくるのかあ?世の中、凄いことになったなあ…。

誰かがそんなことを云った。まんざら冗談とも言い切れないなあと
その場にいた誰もが思ったはずだ。

岐阜で見事すぎる取り込み詐欺に遭った詳しい経緯は、
以前もここでしているから、今回、その詳細は
書かないけれど、実は貸しビルなのに自社ビルと偽り、
そこで働く規律正しい若くて清々しい、胸にしっかり社名が
刺繍された作業服を着て、品出しをしている作業員たち。

初対面の私に、一斉に「いらっしゃいませこんにちは」と
挨拶する事務員たち。気さくな専務…ちょっと陰気な老人の社長…
それらすべてがエキストラのアルバイト俳優だったのだ。

メインバンクは何故か遠い「可児」というところの信用組合で
そこの担当者も結局は詐欺グループの一味。
事件発覚後行方不明。

どう見ても怪しげな約束手形を渡されたから、我々も
我々の側のメインバンクも、当然、民間調査会社も、
何度もこの金融機関の担当者に連絡を取り、
当該企業の財務内容を確認していたが、
解答は必ず「無借金経営の超健全企業」…?。

まさか行員もグルとは…であったのだ。

実際のネゴシエーションに置いても、実はおかしいな、変だ、
妙だ、怪しい...何度もそう思って引き返そうとしたのだが、
こちらがそうした疑念を抱くと、まるで先回りしたように、
当方に俄然有利な条件のビジネス話を仕掛けて来る。

「お宅の倉庫のほら、なんだか余ってそうな品物、あれ
当社で売ってしまいましょうか?全部送ってください。
500万までだったら、キャッシュですぐにお支払いしますから….」

やっぱ、上客かも…あの厄介なデッドストックを買ってくれるんだから??

あるとき、通常ビジネスとは別に「東京の宝石商」を紹介してくれ
といわれた。関西業者のダイヤモンドを大量購入しているけれど、
やはり良いものは殆ど東京にあるから、都内業者を紹介して欲しい…

当然、怪しい…これは怪しすぎる!と身構えるのだが、
相手はそれをあざ笑うかのように、

「勿論モノがモノだから、ダイヤとか金塊は現金と同じだから
取引はすべてキャッシュベース!だから迷惑をかけることは
絶対にあり得ない上に、仕入れ代金の5%を貴社にキックバックでどう!?」

その結果は、紹介した宝石商と詐欺グループは、私(弊社)には
内緒で1回遅れ払いの「信用取り引き」をしていた(あいつのところに
中間マージンを5%も搾取されるから困っている?って言ったらしい!)。

これが詐欺と解った瞬間、宝石商は突然私のところに請求書を
廻してきた。

自分の会社の負債額は、自分の貯金から会社に無利息で
貸し付けることにした。不渡り手形を買い戻す為だ
(最終的に50%も回収できなかったが…)。

そしてさらに宝石商から7百万ほど請求されるのだが、元々
キャッシュベースを信用取り引きに変えたのはそちらではないかと
争ったが、それでも4百万ほどは払わねばならぬことになって
これでもう自分はすっからかん…。

幸いだったのは、その為に借金を作ることもなかったし、
家などを処分することもなく、殆どボーナスにも手をつけず、
いずれ独立するか、会社を引き継ぐ為の株価等々の為に
蓄財してたものを、すっかり吐き出しただけ。

会社も己の立場も安泰で、すべて今まで通り…。

金なんてまた稼いで貯めりゃあいい!
元気なら何でも出来る!
そんな感じだった。

いずれにしても、甘い話、自分本意に都合の良い話なんて
この世にあるはずがない。

改めて云うまでもないが、
幸福は地道に積み上げて行くしかない。
言い方を換えれば、積み上げこそが、幸福を裏付ける
唯一の手段である筈だ。



中学生の頃…まさにロキシーミュージックのこの曲を聴いた時の
凄まじい衝撃というか、心の奥の、ヘンテコなときめきを、
今でもよーく覚えている。

今は全く聴いてないから解らないけれど、当時の我が故郷
唯一の民放AMラジオ(今でも唯一?)の音楽番組のDJは
大体アルバイトの大学生。彼らは毎週の公開番組なども
やってたから、我々中坊にもとても身近な存在で、まさに
隣りのにいちゃん&ねえちゃんが、新しいロックを
とても緊密に紹介してくれる…そんな感じだったのだ。、

「それじゃあ次はね、みんな大好きキングクリムゾンの
ピートシンフィールドがプロデュースしたロキシーミュージック
っていう、グループのデビューアルバムを今から紹介するね…
グラムロックっぽいイデタチだけど、機をてらったゲテモノと
いうんじゃなくて、これこそ当節ロンドンの最先端ファッションだよって、
今野雄二さんなんかが絶賛してたんだ。
音楽もね、とってもしっかりしててね、もの凄くゴキゲンがグループ=
ロキシーミュージックで聴いて頂戴...リメイク/リモデル!」。

で、中坊の自分…もう大興奮してひっくり返ってた。

聴いたこともない珍妙なサウンド…。
ギターは唄を邪魔しまくり、どこかでピヨピヨと鳥が鳴いてるし、
ラジオのピーガー音もけたたましく鳴り響く…
中坊にも解るあまり達者ではないサックスが、プップクプップク
不細工になり続け、肝心の唄も声量が凄いとか声が良いとか、
そんなんじゃあ全然なくて、上手いのかヘタクソなのかすら
良く分からない。何しろ全てが混沌としている…
まだ「ヘタウマ」なんて概念はないし、ああこういうのが世紀末なのか?
って思うけれど、まだ1972年くらいで、世紀末まではまだ30年近く....。
さてこの佇まいって、一体何事??

こういうのって有りなのか?
しかも最後は古式ゆかしいジャズの4バースチェイス!...。

何から何まで摩訶不思議なロキシーに、自分はどんどん傾倒
して行くのだった。

全然蛇足だけれど、♫ピクピクプープーとシンセを鳴らしてたブライアンイーノは
後年、MS-Windows95の♫ジャンジャラリーンっていう起動音を制作するのだが、
あれでどのくらい儲かったのか?ウーム...知りたい....すっごいんだろうなあ...。

ついでに言うと、Macintoshの起動音は84年のMacOs初号から今に至るまで
全く変更はないけれど、自分には、クリムゾンの「宮殿」のメロトロンの
オマージュにしか聴こえない。んでもって確かWindowsの2000だか、
その次のナントカ言う奴は(よく知らない)ロバートフリップが制作したものらしい。
なんだか、ロキシーやクリムゾン(実は同じ事務所=EG)....何故だろうね?

Roxy Music - Re-Make / Re-Model


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4 Comments

バニーマン says...""
こんばんは。

あー、岐阜とか可児なんて名前(地名)を聞くと、
関係ないけど、ご迷惑をおかけしましたと言いそうになります(^_^;)

>これこそ当節ロンドンの最先端ファッションだよって、
>今野雄二さんなんかが絶賛してたんだ。

あー、今野さんが言いそうな解説ですね(笑)
いまだにというか、今聴いても摩訶不思議なバンドではありますね、
ロキシーは・・・
結局のところ、フェリーは下手なのかどうかすら、もうどうでもいい
という気になる、そんなバンドですね。
2017.11.30 22:15 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
詐欺の主たる人物たちは、全部「大阪」の人間でしたが、たまたま舞台が
岐阜だったのは、東京の業者も関西の業者も殆どと土地勘がないところで、
騙しやすい!って言うか絶妙な好適地だったってことらしいです。
確かに我々には岐阜や名古屋の言葉と関西弁の違いにさほど敏感ではないですしね
秀吉も最後は大坂城ですからね...?

ちなみに最初は名古屋から岐阜まで電車に乗りながら、清洲...とかね
ドキドキするような駅名を楽しんでたんですけど、緊急になって来ると
もう 岐阜羽島からタクシー....何回乗っただろうって感じでした。

実際にはこの後のエディジョブソンがいた頃の、もっと猥雑で助平な時代のロキシーが
大好きです。後半はちょっとね、かっこつけすぎって感じで、やや、
ウザくなってくるんですけどね。

フェリーは何が凄いのか自分でも全然解らんのですが、何故か最初から、ビビビと
好きでしたねえ...。くねくねもウネウネも元来苦手なんですけどね....おかしいなあ。
2017.11.30 22:42 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ロキシー・ミュージック"
ロキシー・ミュージックは、スコーピオンズと双璧をなす(?)衝撃のジャケットの話題で、バンド名を知ったような記憶で、その音楽を聴いたのはかなり後で、ヤングジョッキーのBBC音源でした。

ロキシーより先に、ヤングミュージックショーのブライアン・フェリーの来日公演をクリス・スペティング目的で見ていて、ジョン・ウェットンやフィル・マンザネラもいるので、ロキシーもこんな音なのかなと思っていました。

この時やっていた「東京ジョー」を渡辺香津美がカバーして、高橋幸宏が歌っていましたが、けっこうブライアン・フェリーっぽかったです。
2017.12.03 08:45 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
まあ自分は、いわゆる「ヘンテコ音楽」が大好物らしく、
このアルバムではなかったですが、クラスの仲間たちが、
たくろう元気です!とか揚水の氷の世界!だぜって熱狂してる時代
ひたすら、そんなもの絶対聴くものか!って、ロキシーとクリムゾン
(たぶんLark's)を聴いてたような馬鹿な中〜高生でした。

そんなわけですから、ギターを弾き始めても、皆がやるパープルとか
ゼッペはヘタクソでしたね。何が楽しいのか理解できませんでしたから。

フェリーの来日時、NHKスタジオの「Tokyo Joe」では
スペディングがいるので、何故かマンザネラはベースを弾いていて、
結局ウェットンとツインベースで、なんだこりゃ!?って感じでしたね。

2017.12.03 12:40 | URL | #- [edit]

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