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ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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前向きの前のめり

DSC09825あ
Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

特に志望したというわけでもなかったけれど、
事の成り行きで、なんとなくバンドマンというか、
好きな音楽を生業にしていた時期があったけれど、
今思い出してみても、楽しい事より、苦しくて、
恥ずかしい事の方が、圧倒的に多い時代だったなあと思う。

しかも自分の全音楽遍歴を考えてみても、果たして本当に
好きな音楽を好きなように演奏できていたかというと、
ほとんどそんな機会など無くて、大体が、友人に手伝って
おくれよ!って頼まれたり、実はさほど好きな音楽ジャンルでは
なかったけれど、どうせヒマだし…というつもりが、
気がつけば、一生懸命没頭してるとか…。

そんな事ばかりの自分の音楽人生だった気がする。
無論それが生業になったらなったで、それはあくまでも
タレントさんのバックバンドで、自分のやりたい音楽ではない。

しかしそれをさほど後ろ向きに考えた事は無くて、
あくまでも前向きに、ここはもっとこうすべきだなあ等々、
少しだけ自分の思想を加味してみたりするのがささやかな
楽しみだったりする。

また、マネジャーやディレクターにも恵まれたようで…

「なにもレコード通り、譜面通りに弾くだけなら、
オマエじゃなくて、もっと上手い奴は他に幾らでもいる…
オマエさんらしいプレイを、今はみんなそれを期待してるんだよ。
オマエさんの思ったように、好きなように弾けばそれでいいんだよ!」

まあ、少し煮詰まって、レコード通りに弾いたりすると
「手を抜くな!」って罵声が飛ぶわけだが、そんな現場は
自分にとってラッキーだったと思う。

プロになって早々に「アレンジャー」という職種に出会う。

必ずしも好きな音楽とは言えなくても、自分の好きなように、
或いはそれまで積み上げてきたノウハウ...までは云いすぎだが、
経験値としての方法論で試してみるには、申し分ない
「作業」である。

そうしたわけで、バンドマンの仕事は続けながら、
たまたま偶然なのだが、今も現役でご活躍なさってる
用賀の(!)作曲家/アレンジャー/ヴォイストレーナーの
大先生と懇意にしてもらってたから、その先生にくっ付いて、
写譜のお手伝いから始めて、やがてアレンジの小さな仕事から
徐々にやらせてもらえるようになった。

最初は「見習い中」ということもあって、ちょっと安め!?の
料金設定と、タレントさんとしっかり時間を取って
ミーティングした上で、曲を仕上げる方式で、徐々にそちら方面の
需要が高まるのだが、なにしろ多忙なタレントさん(アイドルさん)が
相手だから、時間がなかなか取れず、ミーティングの時間帯も、
超深夜のバーとかファミレス(馬事公苑前のロイホ!?)、
早朝の渋谷のカフェ…放送局の控え室...東プリ/赤プリのロビー...
という事が多くなり、週刊文春はまだいないけれど、様々目撃情報などが
プロ内に飛んだりして、そのたびに釈明事情聴取…会社総務側は…

「またオマエか!、早く儲けてさあ、自前の事務所持てよなあ!」

そんな感じ...。

問題も無いではないのだが、なんとなく将来への兆しというか
ヴィジョンというか、そんなものが見えてきたかなあ…
というところで、しばし安閑としているウチに、
そろそろ暗雲がモクモクモクと…。



自分のね、ランドセル時代に一番好きだったのが、
ジェファーソン・エアプレーン。
(「あなただけを」と後少々しか知らなかったはずだが…)

もちろん、ロックなんて、まだ何にも分かってりゃあ
しないんだけど、何と言っても自分的にはバンドの
そのヴィジュアル!の格好良さにスッカリ心奪われたのだ。

特に好きだったのが、一番ぶっ飛んでる感じのヒッピー風で、
金髪に丸黒めがねのゴリゴリのベーシスト「ジャックキャサディ!」。

だから、実は未だにその傾向はあるのだが、ギタリストよりも
ドラマーよりも、何故かべ-シストがいつも気になって仕方がない
自分であって、「ベースが非力なバンドは駄目!お話しにならない!」
とまで思っているフシがあるようなのだ。

裏を返せば、ベースがしっかりしたバンド=良いバンド!
という論理にも帰着する…。どんなバンドに当てはめてみても、
今のところ外れてないと思う。

エアプレーンはその後、なんの理由か知らないが、
ポールカントナーとグレーススリック夫婦のJ・スターシップ組と
ヨーマコウコウネン+ジャックキャディのホットツナ組に分裂する。

スターシップはちょっと恥ずいぐらいの産業ロックなのに対し
ホットツナは、求道者のようなルーツ的ブルース路線一直線…
まあ大体、宗教はもちろん、茶道も、華道も、最近じゃあ、
お相撲まで、堕落しつつある本家と、先鋭的且つ原理主義な分家…
いやいや裏本家に分裂するものだが、このバンドもそういう
パターンにハマってしまったのかな….??

さて本日の映像が何とも凄い!...っていうか、どこかで見た事ある
シチュエーション??あっちがロンドン・サヴィルロウ(背広の街)の
アップル社屋上で、1969年の1月30日くらいだったろうか??

そしてこちらはNYマンハッタン…諸説あるのでハッキリしないが、
1968年の11月~12月初旬なのは確か…。つまり1~2ヶ月前の撮影。
単なる偶然か、パクリか??

終盤に警官が登場して、なにやら現場の監督か責任者がパクられるのも
お約束通り...、

それにしても、ジャックキャサディ、やっぱカッコいいぜ!。
グレーススリックもまだ若くて可愛い!
そして何より、サウンドも当時としては飛び抜けて
素晴らしいグルーヴを醸し出している!
これぞバンドの音だ!

最近、ナチュラルなグルーヴ感を醸し出してくれるバンドが
少なくなったと、お嘆きに貴兄に…どぞっ!?

Jefferson Airplane - House at Pooneil Corners
+

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4 Comments

ギターマジシャン says..."ジェファーソン・エアプレーン"
ジェファーソン・エアプレーンは、映画ではカットされていましたが、伝説のウッドストックにも出演したバンドなのに、いつのまにかジェファーソン・スターシップになり、最後はジェファーソンが取れて、どんどん売れ線にシフトしていった気がします。

レコードが売れなければというのは仕方のないことなのでしょうし、ブルースバンドだったフリードウッド・マック、ブラスロックの大作主義のシカゴもAOR寄りになったり、イエスが分裂したら、エイジアと90125イエスと、どちらもMTV路線だったりと、本当、仕方のないことなのでしょうね。

ジェファーソンのゲリラライブは、初めて知りましたが、警官による逮捕まであると、もうビートルズのルーフトップはパクリ疑惑を通り越して、まんまに思えてきます。

だいたいアップルビルに警官がやってくるのも、仕込み、やらせ疑惑があり、川口浩探検隊が秘境に足を踏み入れるときカメラが正面から撮っているように、しっかり室内カメラが待っています。
2017.12.17 07:51 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
70年代の半ば頃から、バンド名を上げると様々語弊がありますけど、いわゆる
「売らんかな志向」の産業ロックが蔓延します。時代的に60年代後半から始まる
産業として肥大化したロックビジネスが、この時期、多少行き詰まりを見せた為に、
ロックバンドはそれぞれ自身の存在意義の「変革」を余儀なくされ、その結果、
解散や活動停止というのが増えるわけですが、アメリカ的契約社会にあっては、
何が何でも履行せねばならない縛りによって、昔ウケた事を薄めつつ繰り返す
などしてグループのレベルを著しく落としても、シーンに残らねばならぬ状況が、
そのような「醜態」を晒し、「産業ロック」と蔑まれても生き延び、
またそれを新たに支持する層も出現し、ベストヒットUSA的「虚構の世界?」が
誕生したって事でしょう....何てね、ちょっとキツすぎますかね。

このビデオは自分も知らなかったですが、ちょっと衝撃的ですよね。
1曲だけなんでしょうか?それとももっとあるんでしょうか??
東京の場合は救急車は通報してから概ね10分で到着!って云いますから
NYの警察は何分で到着したんでしょ??10分なら2〜3曲出来ますよね??
たぶん屋上までは15〜20分は.....???



2017.12.17 11:37 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

シスコのバンドなのにNY?

屋上ライブは最近(といっても十年以上前?)では、U2やレッチリも
懲りずに真似していますが、みんなやってみたいんでしょうね(笑)

僕がグレースを初めて観たのは、もう十分オバサンになってからです。
多分バカ売れしていた80年代のことだと思います。
いわゆるスターシップ時代ですね。
実は、ジェファーソン関係で、顔と名前が一致するのはグレースだけ
という情けなさです(^_^;)
ポール・カントナーもヨーマ・コウコウネンもジャック・キャディも
名前は知っていますけどね・・・。
2017.12.17 23:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
そう云えば自分等も高校の文化祭で屋上ライヴを希望したけど、騒音問題と
デンジャラスを理由に学校側の許可が下りなかったような気がします。
結構、憧れなんですよね、あれ! 昔、サザンも原宿のビル屋上で昔やってましたね。

スターシップのタコのジャケットのヤツが、何故か昔、家にあったように思いますけど、
全く内容の記憶がないです。ホットツナも全部揃えて!?って程、ハマって聴いてた
わけではないですけど、取りあえずライヴはハズレが無かったように思います。


2017.12.18 08:38 | URL | #- [edit]

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