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ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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凍えて縮こまる哲学

DSC08845あLeitz - Summar 5cm/2 (1937)

当然といえば当然の話なのだが、何しろ寒い!

朝、いつものように起床して、眠い目を擦りつつ、
まずはパソコンにパワーを投入する…。

いつもなら、起動中の時間を利用して、暖房を点け、
用を足して戻れば、いつものように勝手にラジコが起動して
TBSラジオ、伊集院光とラジオと…のオープニングテーマが
流れている筈だ。

ところがその日は窓外も大雪で真っ白だが、パソコン画面も
何故か真っ白…あれ….?

軽く焦りつつ、緊急時起動のショートカットキーを押しながら、
何度か操作を繰り返しているうちに、やっと聞き慣れたメロトロン風の
ジャーンっていう起動音が鳴りつつ、いつも通りアップルマークが
無事現れて、取りあえず一安心…。

何だったんだろう…ウィルス??

メール添付型のウィルスは、確かにたまに混じって
入り込んでは来るけれど、ほぼ間違いなく、マックでは開けない
.exeファイルの類いだから、マックにおいてこれは「不発弾」、
速やかに異物、イヤ、汚物処理をすれば問題は無い。

しかしそれではなさそうだ。寒すぎて、結露でもしてたか?
火の気も無い部屋だから、それも無い…

半導体が、寒すぎて通電しないのか??
全く冗談みたいな話だが、どうも原因はそれらしい….?!。

それほど今年は寒いってことか??
うーむ…まだまだ春は遠いし、実は春までには
成し遂げておかなきゃならない、厄介な命題もある…。
なんだか絶望的な気分の年の瀬だったりするのだ。



当たり前の事だが、ロックもジャズも、たぶんクラシックも、
言ってみれば音楽そのもの以上に、作者や演者の「哲学」が
重要であったりするわけで、それを聴き手の方が感じ取れるか否かが、
音楽を知る大切な鍵となる。

例えば、ビートルズ。

ヒトは、ビートルズを、押しも押されぬ20世紀最高の
ロックグループ…と、実に簡単に、あたかも平伏した体で彼らを
持ち上げる。しかし、何が押しも押されぬ特別さなのかを
質問しても答えはまず出てこない。

「良い曲が多いから」

「知ってる曲=聴いた事ある曲が圧倒的に多いから」

「天才の集団だから(??)」

「みんなが褒めるから…」

昨今、また脚光を浴びた格好の「報・連・相」の習性が
自分にもカラダに染み付いてるから、その習性から、
手早く結論から言うと…たぶん、自分が知ってる多くの
ジョンレノンファンが、憧れのジョンを通した形でビートルズを
覗いてみると、とても哲学的で、言葉一つ一つに重要なメッセージが
込められているのではないかと辞書をひも解き調べる感じ…。

そして、今では単に君は新しもの好きだったんだよなあジョン?
って云えるけど、昔はとにかく先進で先鋭…サイケでコンクリート。
普通の甘いバラッドも、なんだか深淵で捻くれ捩れて聴こえる…。

その奥行きの深さは、もはや比肩しうるグループが存在しないほど
唯我独尊な雰囲気が漂う。

実際にはLoveとPeaceとDreamと、あとはHelpとか
TiredとかLoser…くらいしか云ってないのだが、
私のレノン好きの友人などは…

「ジョンがやるなといったから絶対やらないぞ…ゴルフ何て!」

もちろんそんな事はジョンは一言も云ってないけれど、
様々な詩や言葉から、それぞれが勝手に感じ取り、彼には
ゴルフなんかやるな!...と聴こえたのだろう。
(丘の上の住人になるには、微笑みながら人を殺すことを
覚えなきゃならないだろう…という事は唄ってるけれど)

77年の夏、ジョン一家は、軽井沢に1ヶ月近く滞在して
いたけれど、毎朝、ショーン君を連れて、自転車に乗って
焼きたてのパンを買いにきてたって云うから、確かに
ゴルフはしてないと思う。

一方、ポールマッカートニーを媒介としたビートルズの景色は、
全く違って見えて、それは往々にしてジョンよりもアカデミックな意味で
音楽的。

「良い曲多いねビートルズ」

「なんか落ち着くよね、ビートルズは」

「でももっと凄いグループが他にありそうにも思えるなあ..」

たぶん世に溢れる、「なんとなくビートルズ好き」は、
こんな感じなのだろうな。好きな曲は「ヘイジュード」に「ミッシェル」
に「レットイットビー」に「イエスタデイ」…。
まあ確かにあれらもビートルズに違いはないけれど…。

いずれにしても、哲学を感じない音楽に、なんの魅力も感じる事はない。
元々は溢れるほどあった哲学も、ある日あるとき、突然すべてが消えて
しまったアーティストというのも少なくない。
ジョンもたぶん、そうなってたかもしれないけれど、
まあ良い時に亡くなった…って云うのは言い過ぎだろうか?

「ジョンの魂」ってアルバムは、間違いなく全曲が
凄まじく、赤裸々で、恐ろしく、悲しくて、そして美しい。
特に凄まじいのは「労働階級の英雄」と「ゴッド」の2曲…。

1年の終わりは…ゴッド…で行こうか。

.中1で初めてこれを聴いた時は、まあ簡単な英語って云うのも
あるけれど、ジョンの言ってることがすべて理解できるような気がした。
とにかくこの人、相当に病んでるなあ…って。

昔は、ビートルズもディランも信じない!っていうのがショッキングだけど、
大人になるとね、冒頭の「神とは概念 それぞれの痛みの尺度による...」
が、何とも鮮烈だ。むかし、しつこい新興宗教勧誘の同級生に
これを教えたら、「ジョンレノンってのはトンでもねえ小乗の野郎だ!」
「徳がない!」とか抜かしたから、仏教は関係ないだろう!って喧嘩になった。
まあ意識的に仕掛けたんだけどね。

で…結局、哲学って何さ?..

神に選ばれしカリスマ!何て言ったって嘘くさいしね...

たぶん「病んでるってことを隠さない事」

違うよ…きっと??


God - John Lennon


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7 Comments

oyajisann says..."良い年を"
体調如何ですか?
私は今年最後のブログに「Across the Universe」UPしました。
ジョン魂はシンプルイズベストの象徴。
ジョンが日本語で「しぶい」と言ってたのが印象的です。
来年もどうぞよろしくお願いします。
良い年をお迎えください。
2017.12.29 09:47 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん まいどです"
元気ですよ!って云いたいところですけど、心臓ですから動くと辛いです。
でもウチもoyajisannさんのところと同様に、老人抱えてますから、
動かないわけにも行かなくて、毎日、猛吹雪の中でもがいてたりします。

わたしにとってはちょっと「怖い」アルバムでした。ジョンのピアノ(orギター)、
リンゴのドラム、我々の時代はクラウスヴーアマンって云ってたビートルズゆかりの
ドイツ人のベースのみの簡素な伴奏から発する丸裸でど直球なジョンの唄...。
様々なアーティストが真似しようにも、なかなか出来ない芸当...って気がします。

来年もまた、他の楽しくやりましょう!



2017.12.29 12:00 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ジョン・レノン"
何をどう書けばよいか、ビートルズやジョンのこととなると、いろいろな思いが交錯してしまいます。

「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」で、キャーキャーと追いかけらえるビートルズを見て、格好いい、女の子にもてると思って、本気でギターを弾くようになったこともあり、ビートルズに夢中になったのは、「格好良い」という要素が大きかったような気がします。

ロックギターも美形で格好良く早弾きをきめるというのに憧れ、ジャズもフュージョンもクラシックギターも、見た目でないにしろ、音やフレーズの格好良さを追い求めたように思えて、自分のギターには、やっぱり音楽性も哲学もあったもんじゃないなあと反省したり。

ゴッドは、ジョンの脱ビートルズ宣言とする人もいますし、すべてを否定することから再出発したかったのか、結局のところ、単に自分とヨーコがすべてだと、ノロケに過ぎなかったのか、これまた、いろいろ錯綜してしまう自分です。

お体に気をつけて、よいお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願いいたします。
2017.12.29 13:11 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
♫ just believe in me...Yoko and me...
って云う風に、一度は「信じるのは自分!」って云っておいて、後段で慌てて
Yokoと僕...と付け足すところが、実にジョンらしくて、こういうところがこのアルバムの
数少ない「救い...」だったりします。貴乃花さんは絶対的に「正しい」とは思うけれど、
もう少し人間としての弛みというか、幅がないと、ヒトはついて行けません。
まあ内部的にはとても温かい人だとは思うんですけど....。

私は、ギターってやっぱり唄う為の道具って範囲で考えつつ、どうすれば効果的で、
オシャレで気の利いた伴奏が出来るのかばかり考えてましたから、基本的にインストは
アドリブの応酬くらいしか興味ないかもです。

1966年の、ビートルズ日本公演TV放送の夜を、実は良く覚えているんですが、
あの頃はリンゴのドラムに憧れてたかなって思います。エレキギターのケーブルは、
そのままコンセントにささってると思ってましたから、なんだかびりびり来そうで
怖かったって、そんな妙な事を覚えてますね。
2017.12.29 13:49 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

ジョンの魂は
>凄まじく、赤裸々で、恐ろしく、悲しくて、そして美しい
ので、ちょっと気後れしてしまうというか、疲れちゃうというか、
で、イマジンの方がよく聴きました・・・(^_^;)

ビートルズって、やっぱりあの四人だからというのはあります。
それぞれのソロアルバムよりも、結局ビートルズのアルバムのほうが
聴いちゃうというのはありますね。
でも、特にCD時代になって、ビートルズの中でもジョンの作品ばかり
聴くという状態ではあります。
ポールの作品は、年齢というかなんといっていいのかわかりませんが、
まったく興味が無くなる時があるんですよね。
もちろんポール作でも好きな曲は沢山ありますが、ジョンの作品は
ずっと好きなんですよね(もちろん例外もありますが・・・)。
あー、ジョージやリンゴの曲も変わらず好きであり続けるんですけど、
ポールの曲は、特にジュードやイエスタデイとかは、まったく聴かない
んですよね・・・ここ38年ぐらい。
不思議ですね。
哲学なんですかね・・・?

また来年も興味深い経験談や音楽のお話、お聞かせください。
一日でも長くこのブログが続くことを楽しみにしております。
本年もありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
2017.12.29 22:33 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
イマジンはまたジョン魂とは全く対照的というのか、ジョンレノンのサービス精神旺盛な
部分のカタマリみたいな作品ですよね。ピアノを自分じゃなくて、ニッキーホプキンスに
お任せし、ギターも舎弟のジョージを招集...ドラムの唄ものなら彼しかいないぜジムケルトナー
ってところで、圧倒的に表現力は広がりましたが、どうなんでしょうね....。

自分はね、一応ヘルプが好きって云うのがオフィシャル?何ですけど、娘はこれがタックスマンで、
嫁は映画「ガープの世界」の影響から、When I'm 64なんです。バラバラですけど、取りあえず
「昨日」とか「なすがまま」とか「ジュード」じゃないところが、たぶん各人の誇りですね。

出来るだけ長い事....ってね、もういつ倒れるか解らない怪しい状態ではありますけど、
来年もまた替わらずおつきあいをお願い致します。



2017.12.29 23:10 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017.12.30 09:16 | | # [edit]

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