FC2ブログ

ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
MENU

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恩知らずのあんぽんたん

DSC09706あ
Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

既に40年近くも前の話になるけれど、今でも大恩人と思いつつ、
年賀の一つも継続出来ない自分は、ホントに馬鹿野郎だなあ...
と思いつつも、取りあえず世田谷・用賀方面の編曲家のY先生..
Web情報では、最近は音楽家のトラの穴(?)というか
プロ志向の音楽スクールを開校、主催し、多数の歌手さんとかを
メジャーデビューさせているらしい…。

そのY先生には本当にお世話になった…。

たいして譜面の読み書きも出来ないくせに、たまたまありついた
ロック系というかAOR系の歌手のバックバンドに居たものの、
とてもまだプロでござい!とはいえないような、
アンポンタンな私に、音楽理論の基本…まさにイロハから、
ホントに辛抱強く教えていただいたうえに...

「キミは取りあえず、きちんとした生活を構築しないといけない。
まずは写譜でもやって、少しずつでも稼ぎながら、ついでに
それはアレンジの勉強にもなるはずだから損はないぞ!!」

そういわれ、写譜用の万年筆を1本進呈してくれた上に、
ご自身が書き上げたスコアの写譜…つまりパートごとの譜面の
清書をさせてくれたのだ。

写譜は実際に写譜屋という、主にNHKの子会社的なところが
一手に請け負っていて、当時だが、1ページの請負手数料が
300円から350円ほど…。それを「取りあえず200円くらいで
請け負うなら、編曲家をどんどん紹介するぞ!」と言われ
始めてみる事にした。

1p/200円としても、ギターなら概ね3ページくらい..つまり
600円。他も大体そんなものでピアノは2段譜だからページ数は
2倍になる…つまりピアノだけで1200円。

最初はまだコンボ譜しか御用命がなかったから、概ねで1曲当たり
ギターが2種(1200円)、ベースとドラム(1200円)、ピアノ(1200円)
サックス及びフルートなど(B♭、E♭、C)3種(1800円)でツゴウ
1曲=5400円くらいという事になって、大体2~3曲纏めて注文が来る。

これが慣れてきて、ミスもほぼなくなると、9ピースにブロウアップした
写譜を要求されるようになる。つまり管楽器が5本ということで、
トランペットやトロンボーンが加わり、キーこそ上記の3種のままだが
様々な展開の写譜を用意しなければならなくなるが、そういう
各楽器のキーの振り分けも、アレンジャーではなく、写譜屋に
要求される作業となるのだが、もちろん、枚数が上がれば
収入アップに繋がるのだ..。

暫くするとそれもそれなりに忙しくなってくる….。
前の晩に編曲家さんのお宅にスコアを取りに行って、
様々にキーを変えながら写譜(清書)して、翌朝10時までに、
都内のスタジオに届けねばならぬ...という仕事が多くなって来る。

現場に知り合いのミュージシャンや歌手、音楽監督などが居ると、
この新曲の中身を一番よく知ってるオマエさんが、ここで
ミュージシャンたちを仕切って、そのまま弾いてっておくれよ…!
ということが幾度かあるのだ。

ああ、Y先生は、ここまで見越して、ミュージシャン志向の自分に
写譜をやれって、言ってくれてるんだなあ…有難いなあ…。

と、やっと先生の本意を理解するドアホな自分であるけれど、
もっとドアホな自分には、やがて様々、ゴチャゴチャした事が
あまりにも一気に降り掛かりすぎて、ついつい生意気にも、
ある誤解から、先生を批難するような言葉を吐いてしまう…。

物凄く後悔している…30数年経った今でも、夢に見るほど
慚愧の念に堪えないのだ。

そこで先生は激怒して「もう絶好だ!」とか、言ったワケではない。

「君はまだ若いから、今は私を許せないかもしれないけれど、
そのうち解るから…君も歳をとって、子供が出来たりすれば…」

そこでY先生との関係が途絶えたわけでは決してなくて、
普通に仕事上のおつきあいは続いていたけれど、なんだか以前とは違う
関係性という事になったのは否めない。

毎日毎晩、スコアと格闘してたから、♯の数、♭の数、
つまりキーとかスケールとか、初見読譜力とか、たぶん2~3ヶ月も
掛からず、完璧に読めるというか、音譜ズラでメロディを口ずさみながら
スイスイ読み書きできるようになったのは、すべてY先生のお陰だし、
バックバンドを散開させられ、途方に暮れてた頃に、すぐに自分の
ボイトレ配下の新人歌手を紹介してくれたのもY先生だった。

実は家人も先生に世話になった一人だから、そのうち一緒に
用賀までご挨拶に行こう!って言ってたんだけどね、
今はそれどころではなくなった…。

恩返しっていっても、もはや返すものも何もないのだが…
SNSとかで、連絡を取ってみようかな?l今年こそ…。



写譜屋の真似事をしてたのは、実際にはほんの数ヶ月間だけで、
すぐに写譜ペンではなく、鉛筆を舐めながら、自分でスコアを
書き上げる編曲家というか、アレンジャー方向の仕事を請け負うようになった。

もっとも自分の場合は、Y先生とか本物のプロの仕事人的に、
プロダクションや、ディレクター、レコード会社等々からの
正規の編曲依頼ではなくて、タレントさんたちの口コミで、
彼ら彼女らが、自身のライヴ用に「歌いたい曲」、またはタレント本人
またはその友達などが作ったオリジナル曲を、バンド用に譜面化して
欲しいとの直接依頼が来るようになる。

金額も安いし、自分の年令もタレント連中とあまり変わらない
気安さから、納得行くまで打ち合わせが出来て、曲のブラッシュアップも
自在…そんなわけで、それなりに繁盛してたのだが、あらぬ誤解も
生んでしまったようで、一転、トラブルメイカー、もしくは危険人物…
そんな汚名を被る事にもなってしまった。

危険人物というのは、色っぽい話ではなくて、どうしても
タレントさんは、悩みや過大なストレスを抱えているから、
それを同世代の自分に対して、相談というか、吐き出したがるのだ。

しかしこちらも返答を間違うと大変な事になる…。

「Pの野郎が余計な事を言った!」

「要らぬ知恵をタレントに授けた」って具合に…。

さて基本的な用命は、5ピースバンド用のスコアだが、一応念のため
5管の9ピース譜で用意させてもらう事が多かった(サービス!?)。

そんな時に自分が頼りにしたというか、真似るというか参考に
したのがTOWER OF POWERの音楽…。

まあ時代的にアースウインド&ファイヤー...だと、みんな真似してるから、
同じじゃマズいっていうか、面白くないって思ったんだろうね...。

テナー+アルト+バリトンの3サックスに、トランペット1、
トロンボーン1(or第2トランペット)…は、まさに9pの基本設定だし、
リズムも通常4リズム(パーカッションが余計に居るけれど…)。

この曲のホーンアレンジ...というか、管のハーモニーも
随分パクったような…ごめんなさいね、タワーオブパワー? 

この世には石油はもうこれだけしかないんだよ!ってことで邦題は
「限りある世界」…うううむ??

ザッパ関係の訳者(八木康夫とか?)だったら、さしずめ、
「アメ車なんかもういらねー」とかになるんだろうな…?
で、そういうタイトルだと思ってこの曲を聴くと、なんだか
すこしイメージが違って、とてもシニカルに聴こえるから不思議だね…。

Tower of Power - Only So Much Oil In The Ground


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田(市)情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーサイト

-4 Comments

ギターマジシャン says..."タワー・オブ・パワー"
リズムの塊で押し寄せるアース・ウィンド&ファイヤーに比べて、ギターソロやサックスソロの聴かせどころがあって、曲調はシカゴのロックサウンドの感じから、テンプテーションズっぽいのまであるという印象です。

スペクトラムはEW&Fの日本版とよく言われましたが、ホーンスペクトラムのアレンジはこっちっぽい気もします。
2018.01.04 18:20 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
EW&Fも一応研究したんですけどね、途中から、あれあれ、タワーオブパワーに
そっくりだぞ!って思ったら、何と御当人たちでした!? シーウィンドって
言うのも、中身はタワーオブパワー(のホーンセクション)でしたね!

スペクトラムキーポードのチャッピーこと茂樹さんは、クラヴィの使い方がもろに
グラハムセントラルステーションで、あれもホーン部分はタワーオブパワーご当人等....。
まあ、そういうことなんですね...。

2018.01.04 18:47 | URL | #- [edit]
kobayashi says..."ご無沙汰しております。"
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
大変ご無沙汰しております。体調の方はいかがでしょうか?時々こちらを拝見し、心配しておりました。ここしばらく仕事が忙しく、音楽活動も少し減ったかな、、、という感じです。暖かくなったら、また一杯やりましょう!!とりあえず、無理せずに。
2018.01.06 07:35 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ヨッちゃん まいどです"
おめでとうございます、こちらこそヨロシクお願い致します。

この間の忘年会!?行きたかったんですけど、当日はカラダが動かなかったです。
ごめんなさいねえ!。

忙しい忙しい...ああなんでこんな馬鹿みたいに忙しいのだ!?

何てね、ただただ馬鹿みたいに腹を立てていたのはのはもう昔の話。
今はとにかく元気で働く方々が羨ましいです。
ヨッちゃんこそお身体を大切に!。






2018.01.06 09:20 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://pipco1980.blog.fc2.com/tb.php/972-113f9abf
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。