ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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トカゲの王子様

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

相変わらず体調がイマイチ冴えないから、
歯医者もサボり気味…。

日によって、重篤な時と、軽い時がある.

昨日は、めまいでほとんど歩けない上に、
ずっと蝉時雨がアタマの内側から離れない状態で、
なにしろ頭が重く、首が疲れる…

横になっても、一向に楽にはならないし、
何しろ毎度、夏は愚痴っているが、エアコンは壊れたまま…。
何だか人生最悪の夏になりそうだ…

おっと、去年の夏は盲腸!だったか…。

それはそれで可愛いらしいナースと出逢ったから
まあまあ良しとしたいところだが….さてさて…??



自分にとっては、この時が「初クリムゾン体験」。

しかし、このキングクリムゾン3作目にして、
異型&奇形のアルバムが、公式には、日本初発売…
つまり本邦におけるこれが「デビュー作」だから、
たぶんリアルタイムには、そうした不幸な(?)ヒト…、
相当、多いんじゃなかろうかと思うのだ。
(田舎住まいだから、輸入盤とか入手困難だし...)

超有名な「~宮殿」なるデビュー作の噂は耳に入っていたし、
たしかシングル盤の「クリムゾンキングの宮殿(パート1&2)」
だけは既に発売されていたかもしれないから(不所持!)、
サウンド自体は、ラジオ周辺で何となく聴いていたと思うけれど
自分的には、「新手のムーディブルース??」くらいの感想だった。

さてそれが何故自分はこのアルバム入手に至るのか!?
これが実に、自分で言うのもなんだが、「小狡い!」。

確か神戸のおばちゃんか、横浜のおじちゃんに
私と、1つ年下の従兄弟が小遣いをもらったので、
そのまま我々は、勇んで駅前のレコード屋に走った…
無論全速力ダッシュで商店街(金座街という)を駆け抜ける!。

私のお目当ては、ピンクフロイドの初期作や、シングル曲などを
オムニバスした「ピンクフロイドの道」っていうアルバム。

従兄弟は、たぶんビートルズか、レッドゼッペリンの3作目…
あたりがお目当てだったようだ。それを私は強引に…

「キングクリムゾンのリザード…これがモノスゴイらしい!」

そう思うなら自分で買えよ!なのだが...自分はどうしても
「ユージン斧に気をつけろ」のスタジオ音源を聴きたかったし、
「夢に消えるジュリア」のシングルも買い損ねていたから、
これは一挙両得!なんてニヤニヤしながらピンクフロイド
まっしぐらだったのだ。

「もしリザードが気に入らなかったら、自分の持ってる
ビートルズでもゼッペリンでもストーンズでも、どれでも
持って帰っていいからさ…だから、なっなっ…」。

そんな私の「悪魔の囁き」に導かれ、彼はキングクリムゾン
本邦初お目見えのLIZARDを買うのだ。

案の定、彼は私の家でこのリザードを聴くなり…

「こんなの眠いだけじゃっ!」

と、ほとんどキレながら、私のまだ数少ないレコード棚から
ビートルズのたぶん「ミートザビートルズ」と、ゼッペリンの
デビューアルバムを抜き去り持って帰った。

まあ、ゼッペは、元々叔父のもので、彼は従兄弟と
私の母の実家住まいだから、普通に戻っただけ…。

そうしたわけで、キングクリムゾン世紀の問題作
「LIZARD」は、晴れて私のモノとなったのだ。

ロバートフリップは、結局、2作目まではナントカメンバーを
引き止め.やりくりしつつ、レコーディングやテレビ出演などの
体裁を整えてはいたけれど、契約通りに3枚目を制作する頃になると、
もはや誰もメンバーがいなくなっていた。

仕方なく、前作の「Cat Food」あたりで手伝ってくれた、
英国ジャズ界の雄で、当時、有名なマーキークラブのハコバンだった
「キース・ティペット・グループ」に援軍加勢してもらいつつ、
幼馴染みのゴードンハスケル等を呼んで、Lizardの制作開始。

途中で、すっかりティペットらに主導権を奪われていることに
気付いたフリップは、これをクリムゾン名義ではなく、
フリップとしてのソロ名義で発売しようと画策したらしいが、
当然マネージメント側は「クリムゾン名義で…」ということに
なった経緯などから、フリップ自身は、このアルバムの存在を
永いこと忌み嫌っていた…と、言われている。

ルーパート王子のめざめ…におけるジョンアンダーソンの
ヴォーカルも、何かと出入りが激しくバタバタしてるクリムゾンの、
フリップを見舞いつつ、いっそ、イエスを脱退したピーターバンクスの
後釜としてヘッドハンティングしようと画策し、スタジオを表敬訪問すると、
逆に「一曲唄ってけよ!」と云われて、無理矢理参加させられ…
あろうことか「君こそクリムゾンに入らないか!?」って誘われつつ、
2年後には、大事なドラマーを引き抜かれてしまうのだ…!

その後、ツアー用のリハーサル開始初日にゴードンハスケルは
怒りに任せて脱退…(リザードバンドのライブアーカイブは当然存在しない)。
バンドは呆気なく崩壊するけれど、キースティペットとフリップは
その後も交流を深め、ティペットグループの数枚のアルバムプロデュースや、
彼主催のビッグバンド「センティピード」のプロデュースや、
バンドに参加等々も行っている。

キングクリムゾンの、バンドとしての音楽的完成=ピークは
あきらかに、「太陽と戦慄」だと確信するが、個人的な思い入れ
というのか、世界観/美学という点では、もう圧倒的にこの
「Lizard」が好き!。

しかしこと現代に至っても、これはクリムゾンではない…
いや、これこそがクリムゾンだ!...と議論が起きるほど、
評価が一定してないアルバム。

個人的には、サウンドの様々な断片に、魔法がかけられて
いるような、そんな他ではあり得ないほどの
魔力をもった…そんな希有な作品。

人生の中で、そんな私と全く同じ感想を持ってた人物は
僅かなのか、多いのか分からぬが、3人…。

一人はミニコミの相棒。
そして40数年来の付き合いのベーシストと、
元ギタリストで作曲家、今はスタジオも経営する
オーディオ雑誌関連の評論家…。

本来は23分に及ぶ組曲の全てを聴いてもらいたいのだが、
取りあえず最低限、ボレロに繋がったテイクで….。
(若干編集された箇所があるが...これは絶対やっちゃあ行けないぜ
 You Tuber! 堪えてください!)

リザード("Lizard")
(a)ルーパート王子のめざめ ("Prince Rupert Awakes")
(b)ピーコック物語のボレロ (Bolero - the Peacock's Tale")

King Crimson - Lizard (Prince Rupert Awakes~Bolero)


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信なくば立たず

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937

ティーンエージャーの頃って、もう森羅万象の何よりも
友達が大事。

友達と居るのが愉しいし、それこそが人生そのもの…

だから、その友に裏切られると、絶望し、
場合によっては、呆気なく……。

もちろん、イジメを肯定するつもりはないし、
できるなら、みんな仲良く、互いに優しく
慈しみあって生きて行きたい。

でも、イジメは無くならない…

イジメの論理は、悪の友達も、それしか拠り所がない
憐さと、寂しさと、勇気のなさ…。

昨日、閉会中審査とやらで、参考人招致の
国会中継をぼんやり眺めていた。

保守政党代議士による参考人への質問に

「内部告発と思われる書類をメディアに流したのは、
 まさかあなた自身ではないですよね!」

「答えは差し控えたい...」

このやりとりには、サマザマな憶測があると思う。たぶん...

「ほら、否定しないってことは、自分がやったって白状したようなものだね」

そうかもしれない…でも自分が咄嗟に感じた空気は全然違う…。

この人…庇ってるね…それも真剣に。
きっと、かけがえのない友…。
同僚かもしれないし、部下かもしれないが、
いずれにせよ、今の彼には利害関係を超えた
同志たち。

つまりは、友。

そしてそれを信じたい自分が居る…。

人生の中の様々な舞台で、彼はおそらく、いろんな人を
裏切り、場合によっては騙し、出し抜いたかもしれない。

そうして役人としての最高位まで出世してきた。

しかし、その結果何が残ったか?
もうやめよう…人間として正しく生きて行こう….。

そんな気概を感じた一瞬だった。

まあ、政治家として登り詰めてもなお、
更なる個人的欲望を爆発させようとするヒトもいるし、
それを、詭弁を弄し、論理破綻を承知で
守り通そうとする、煩悩の塊り=私利私欲のヒト等もいる。

そんなことを感じたら、何だかあとの諸々の質疑は
もう、どうでも良くなった。

煩悩のヒトが束になっても、それを捨てたヒトの真理には
絶対敵わない。

まあヒトによって、モノの見え方、景色は随分違うのだろうが、
私はそう感じた....ということで留め置くことにしたい。

この問題、事の真理追求よりも、一旦は、
トップが国民に、不明瞭な経緯に関して頭を下げ、
全ての特区審議を公明正大にやり直せば、それで終り….
支持率も徐々にだが回復することだろう。

(やり直しを)ダメだという者こそ、権力を私物化した
この一件の「真の悪者」…

そう言うことだ。



自分は、随分とヘタクソなんだけど、度胸と愛嬌(?)で
何となくギターを弾いて生計を立てていた時代がある。

まあ自分のことはさておき、この人は上手いなあ!
この人は人気はあるけど、音程悪いな!センスも悪い
耳が悪い、音楽をナメてる!偽物!....まあ、そんなヒト…
何故だか、自分には透けて見えてしまうのだ。

コードを鳴らしたときの響きの美しさ、儚さ…
弦をさする圧の加減...様々な音楽への卓抜した見識と理解。
その他たくさん要素はある。

殊にジャズとか演歌って言うのは、半分以上、
それらしい雰囲気とか、独特の間で、聴衆を騙せてしまうし、
ロックだって、ライヴでは音圧や派手な演出次第ってところも
ないではない、(所詮レコードは本人達の演奏ではない場合がほとんどだし)

それでも10年に一度くらいのスキームで、こいつは凄い!
天才かも!って思えるアーティストが登場するから、
音楽ファンは辞められないというわけだ。

Jesse van Rullerはオランダ人で、たぶん今もオランダを
拠点に活動してると思われるジャズギタリスト。

自分的にはほぼ10年前、人生の中で最も「ダウン」
していて、世の底辺を彷徨っていた時代に、
友人からいただいたCDの中の1枚にこれが混じっていて、
何故だかとっても勇気づけられた。

「うわあ、この人、本物だあ!」

世の中には上手い奴なんて星の数ほどいるけれど、
そのセンスも含めて、心にぴったりフィットする人って、
実はとても少ない。

そんなアーティストに出逢うことができただけでも
幸福と思うよりほかないのだが、結局何度か、
青山や横浜辺りのジャズクラブで彼のプレイを生で
聴くことが出来たのだが、不思議と最初の出逢いの衝撃は
だんだん薄れて行くようで、それ以後は新作CDで
彼のプレイを楽しむことにした…。
何故なんだろね??

曲はビリーホリデーの名唱とか、ビルエヴァンスの名演とか、
何しろジャズ界では話題に事欠かない、やっぱ名曲なんだろうね…

Jesse van Ruller - Detour Ahead


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重い道...

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

高校生の時に、同じクラスなのだが、
何故か2歳年上の仲間との音楽談義の勢いから、
「ロック&ジャズ」のミニコミ誌(今で言う同人誌?)
を作ってみることになった。

最初は二人だけで、いろいろ意見を出し合い、
生徒会の備品である「ガリ版」を、こっそり拝借しつつ、
何しろ取り急ぎ「創刊号兼パイロット版」を作ろうと
いうことになるのだが、創刊号のテーマは、
なんにも話し合うこともなく、阿吽の呼吸で決まっていた。

初号は「FRANK ZAPPA特集でいこう…当然じゃないか!」

ところがだ…そんな強い思い入れのわりには。
当時まだ何処にも、ZAPPAを特集した雑誌記事など
見掛けたことがなかったし、第一、きちんとした
ディスコグラフィさえ、我々はまだ知らないでいた頃である…。

相棒がその辺はさすがに早かった。

「いたち野郎」っていうマザースのアルバムの日本盤の
ライナーノートを書いていたのが、当時ニッポン放送のDJ
亀淵昭信氏(後年ニッポン放送代表取締役)....。

亀淵氏に相棒は手紙を書くと、すぐに丁寧なお返事をいただいた。
内容は、ZAPPAに関する詳細なディスコグラフィ・データ
(デビューー作Freak Out~当時の最新作だった「アポストロフィ」まで)、
それに、願ってもなかった、彼の生の書き下ろしの、
感動的なZAPPA評論文を、添えてくれたのだ。

果たしてそれを掲載してよかったのか、ダメなのか、未だに
良く分からないが、とにかくそれを我々のミニコミ創刊号の
目玉記事として掲載したのである…。

ミニコミの名前は、今になるとちょっと恥ずかしいのだが、
ザッパにあやかった「Pipco Magazine」とするはずだったのだが、
そうなるとあまりにZAPPAに偏ってしまうではないか?という
意見もあったりして、相棒が考えてきたのがFREEの名バラッドの
「HEAVY LOAD」。

うーむ、創刊号からいきなり「重荷」っていうのも、
前途危うい感じだけれど、まあ時間もないし、それで行こう!
ということになって、早速、高校の「美術部」の、
一番才能を認めてたヤツ(!)に、ロゴデザインを頼むと、
3日間も待たせた割には、どうしたことか

「HEAVY LORD(重い神?)」

私はそれはそれで面白いんではないか?と主張したが、
相棒の猛反対に遭い(彼の家は敬虔なカトリック!)やり直し。

さらに3日後、「じゃあこれでいいか!」って、少々キレ気味に
美術部が再提出してきたのが、なんと…

「HEAVY ROAD」

重い道…。

ちょっと英国ブルースっぽいけど、もうこれで行こうや…!
いずれにせよ前途多難…ヤレヤレなのであった…。

さて、A4用紙3枚(計6ページ)で始まった我々のミニコミは
フリーペーパーとして、市内のアチコチのお店に置いていただくべく、
手分けして営業交渉が始まった。

無料とはいっても、ナニモノか素性が分からない、もしかしたら
お店の品位を著しく欠くような、エログロナンセンスな
ペーパーってこともあり得るわけで、最初はナカナカうまく
交渉が成立しない。

自分としては、人生初の「飛び込み営業活動」でもあったわけだが、
相棒は、意外にも次々と、行きつけのロック喫茶、ジャズクラブ
その他、学生が集まる喫茶店なんかを中心に順調に成績を
伸ばすのだが、自分は当初、もう絶望的なくらいに
サッパリなのだ。

そのうちにレコード屋さんや本屋さんは「絶対ダメ」っていうのが
何となく分かり始めると、楽器屋さんとか、ライヴハウスとか、
ちょっと不良仲間(?)に頼んだ「ディスコ」なんかに
ボチボチ置いて貰えることになった。

そんな感じで、不定期ながら4号を配布した頃に、
近所の国立大学の「生協組合(古本屋なんかも営んでいた)」
的なところのスタッフから、「この際100円くらいで販売すれば!?」
という要望と云うか、意見を戴いた段階で、
実は崩壊が始まるのだ。

既にラジオ局のDJさんや選曲やディレクター的な人、
人気ロックバンドのメンバー等、いわゆる地元著名人から、
執筆して戴けるような状態になっていて、A4-3枚から、
既に詳細は忘れたが、ナカナカのヴォリュームの雑誌に
なっていたから、経費的にも、カンパウェアなんかも戴いてはいたものの、
相変わらず持ち出しは多いし、執筆料なんかの謝礼も含めて、
有料化はもはや必然となっていたのだが、なにしろ我々はまだ
高校生である…。

配布先から次々と、そうなった場合の利益配分の問題とか、
何より「税務処理問題」を突かれてしまうと、もう我々には
お手上げになって、やむなく「運営実権」を大学側スタッフに
委任するしか無くなった。

しばらくは、執筆のみ、細々参加していたけれど、やがてそれも
縁遠くなって、気がつけば、関係性が全くなくなってしまった。

私はほどなく上京してしまうから、後のことはあまり知らないけれど
結局は、タイトルもテーマも変えられ、いわゆる佐野元春だの
大瀧さんだのと云う方向に大きくシフトしたらしい。

それから約10年後、業界の組合(?)から頼まれて、記事を
執筆するようになって、それがやがて編集全般に関わるように
なるのだが、業界的には、ほとんど脱線サブカル的な話題ばかりの
私のオバカ文章は、多くの真面目な執筆陣(社長さん方)の顰蹙を
買っていた様子で、やっぱり自然と、遠くへ遠くへと、
追い出されて行ったような感じ…。

実は根本的に、向いてないのかもしれないね。

そう言うわけで、FREEのHeavy RoadでもHeavy Lord
でもない、Heavy Loadを!

FREE - Heavy Load


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ウラハラ平和論

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Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

これを云ったら、たぶんアチコチから
怒られちゃうんだろうが…

日本は、仮に「憲法九条」の有り様を変え、
防衛費を今の100倍にしたところで、
いわゆる仮想敵国の方々にとっては、
「屁?」....とも思わないはずである。

巨大な空母も、高性能なイージス艦も…
なんだか、高価な大人のオモチャ…
そんな風に見えたのは、私だけではないと思う。

我が国における抑止力の全ては

米国の核の傘…

そんな状態だから、我が国は、万が一にも米国のゴキゲンを
損ねることなど考えもしない、
従順なポチであり続けなければならないのだ。

考えようによっては、世界一コスパの悪い「核の傘」
ということになる。

そうしたわけで、究極的な我が国の「国防」は
米国というヤクザな国とは、この際、手を切って、
自前の「核」を保有することに尽きるではないか!

そう言う観点でみれば、憲法九条なんて、
敢えて変えることもなくて、崇高過ぎる「美しい理想」の
今のままで、もはや充分なのである?

災害時の自衛隊!は、ただでさえ自然災害の多い日本には
もはや必須の、なくてはならない存在に違いないけれど、
もはや、九条で論じる「軍隊」としての「装置」では
実質的になくなってしまっていて、もっと広い意味の
国民の為の「国際救助隊(?)」「平和実行部隊」として、
新たにその崇高な存在意義を規定するのが、
未来志向の自衛隊のあり方なのではないだろうか。

何しろ、もはや「軍隊」という概念自体が前時代的。
この際日本が率先して、新しい実力組織のあり方を
世界に提示する時代なのかもしれない。

世界中の国々が、核保有、または大枠での核の傘=
防衛同盟化、もしくは集団的自衛権を世界の全域に
張り巡らすことで、たぶん、早晩「国家間の戦争」は無くなる。

北の青年が、どれだけ偏執狂的にミサイル発射実験をしたところで、
それはただの地味な花火大会…気にすること等全くない…。
所詮、実用できるものではないのだから。

「猿の惑星」って映画は、続だの新だの最終戦争だのと、
続編が作られるたびに、内容は薄くバカバカしくなるのだが、
ホントの最後ってのは、猿たちが崇拝する絶対教祖の
御神体を巡る話だったように記憶してるけど、
その御神体というのが、ネタバレだけど、
スタンバイ状態の「核ミサイル」…だったんだね。

実際には使えもしない核爆弾が、
世界に平和と調和をもたらすわけで
そういう発想で云えば、「核」はまさに「神」であり
「救世主」で「モンスター」に違いない。

我々は仮面ライダー世代でもないし、
ウルトラマンは既に世界観が少々、子供っぽく映っていた。
もちろん、マジンガーZでもガンダムでもないし、
宇宙戦艦ヤマトでもない。

「鉄腕アトム」とか「鉄人28号」が、幼児体験の最初!。

アトムはその名の通り、小型原子炉を持つAIロボットが、
どうしたことか、人間的な心を持ってしまう、
ある意味では「恐怖アニメ!」...。

ついでに云えば、妹は「ウラン」で、兄は「コバルト」…
まあ、なにしろ危険極まりない…。

鉄人28号は、「♫敵に渡すな、大事なリモコン…」
と、テーマソングのリフレイン部分で何度も唄われる通り、
操縦者の意志によって、善にも悪にもなる、
モロハノヤイバ…。

つまり完全なる「善」なんてのは、あり得ないことで、
「善」と「悪」は常に隣合わせのウラハラ…。

そんな風に「世界の成り立ち」を教わった
困った世代である。

日本の防衛…そして世界平和...
究極の選択は、もうすでに完成形の絵として
もはや誰でも知ってる状況なんじゃないだろうか。
口に出しては、いろいろ憚られて
なかなか云えないけどね…。



たぶん…自分にとっての最終兵器…いやいや...
最終的に「ソウル三羽がらす」の一角を成すアルグリーンの、
こちらは確実な最終兵器であるビートルズナンバーを、
本日はぶちかましてみたい!。

では、ソウル三羽烏の、別の2名は?...というのには
言わぬが花というところで…。
取りあえず、モータウン系の方々は入らないと思います。

この御仁、独特のグルーヴ感と云うか、タイム感? 浮遊感?
何だか良く分からないけれど、そのヘンテコさが何しろ大好き!

Al Green - I Wanna Hold Your Hand

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超低空飛行時代

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Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

20年には届かなかったが、それもそろそろ近いなあ…
という勤務期間を経た時期に、勤め先が経営破綻した。

理由は様々あるが、たぶん自分が知る中の
85%くらいは、金融投資の失敗にある。

バブルもとっくに終ってしまった頃、会社は最高益を挙げ
遅ればせのピークを迎えていた。

私のあだ名はあくまで「ブチョウ」だったが、実際には
「常務取締役」という立場になっていた。

そんなある時…その辺が中小零細企業の名残りだが、
役員会議等の承認を経ることなく、突然代表取締役の独断で、
メインバンクから出向者を迎え、当社の「経理部長」に就任した。

私より2つ年上のその男は、業界2位の都市銀行でも有能な
「IR部門の専門家」という触れ込みだったが、
当社のような社員数50人にも満たない、零細に近い
中小企業に出向してきたなんて、相当悲惨な「ポカ」を
やらかしたんだろうなあ?という噂が、当然立つのだが、
結局誰にもその辺の事情はは分かずじまいだった。

彼がすぐに手を出したは「デリバティブ」。
しかも「外国為替証拠金取引」、いわゆる「FX」と云う、
最もリスキーなヤツ。

安全運転第一の私は、当然「猛反対」している。

そしてその時に初めてその男と言い争うと云うか、
まともに会話するような感じだったのだが、
彼が私に言い放ったのは…

「アンタのような、リスクをとれないようなヤツに
 会社経営を任せるわけにはいかんのだ。
 会社は現在最高益を出してるのに、社員達の給料もボーナスも
 アップしてやれないのは、アンタらがリスクを一切とろうとしない
 無能者達だからだ!」

その時に、その男とトコトン話し合えば良かったのかも知れない…

しかしそれは後の祭り…自分の中に「その通りかもしれない...」
自分も個人的に、会社に対し相当の投資をさせられているものの、
まだ元金どころか配当すらまともに回収されてない。
そんな諸々の思い当たるところもあって、結局すこし
「静観しよう」…そう思ったのが、そもそもの大間違い…。

あっという間に、会社は大損益を出し、一挙に傾いてしまった。

代表は、それでもその男の古巣の銀行が、最後は助けてくれる...
そう信じていたようだが、結局、その銀行に当社は裏切られ、
「貸し渋り」&「貸しはがし」の二重苦で、
散々いたぶられた挙げ句、呆気なく経営破綻してしまう。

無論、経理部長様は、銀行に急遽呼び戻され、以降行方不明。

組織は社会的には消滅したが、営業成績や取引先等は、
何の毀損もなかったから、そのまま私の指揮で業務続行を…
何なら出資もするぞ…。と債権者達に云われるのだが、
自分もこの破綻劇で、数千万の貯蓄と不動産等の
財産らしきものを失っているし、債権者様(?)の
「人身御供」も、まっぴら御免!

そういうわけで、幾分、お気楽と思われた副社長待遇で、
新しく若い会社の基盤作りを手伝って欲しいという誘いに、
まんまと乗せられてしまうのだった。

新しい会社と云っても、建ち上げて既に数年経っていて、
部長も課長も、各支店(店舗)のエリアマネージャーも店長も
何人もいる組織….。

そんな中で、私は入社初日に会議招集した。

都内各店舗の営業終了後、本社オフィスに各店リーダー達が
集合したのが午後10時…彼らと自分は、傍系会社の若い子達
(ほとんど女性)ということで旧知でもあったし、
自分が(組織に)来るということで、皆喜んでる!
と社長から聴いていた上で、私の所信表明的な改革案を
ぶち上げるのだが、反応は意外にも冷ややか…。

「あれっ?」と拍子抜けしていると、エリアマネージャーの
まだ20代の女子が私にいみじくも云うのだ…。

「ごもっともな御意見ですが…それを突然ブチョーさん…
いや、副社長に云われても、店の子達には、

そうした改革の結果、会社を潰したのはどこの誰?...

そう感じると思うんですよ。私たちは副社長の実力や
お人柄等、充分に存じ上げ、尊敬してますが、
若い子達の不安とか、そう言うものを覆すだけのご覚悟…
そこをどう、お考えなんでしょうか…?」

周りのチーフやマネージャー達を観ると、僅かだが
首を縦に振り、同意をしているようだ…

どうやらそう考えてるのは、店舗の若い子達ではなく、
彼ら古株達のようだな…。

そうか…自分はまずはそこから始めねばならないのか…

破綻した理由なんて、彼ら彼女らにはどうでもいい話で、
自分という人間は、経営陣の一角として、
彼らの親会社を潰した、その張本人の一人であるのが、
彼らにはたぶん、唯一無二の真実であるのだろう。

そしてその日から、想像を絶する苦悩の日々が始まるのだ…

その内容は、とても暗くて、残虐性(?)も含まれるので、
またそうのうちに…覚悟の上で…。



そうしたわけで、90年代から00年代は、自分としては、
音楽とはとても縁遠い時期だったかもしれない。

ふと思い返しても、90年代半ばのほんの一瞬、
きらっと現れて、すぐに居なくなってしまったジェフバックリー…。
彼の才能には随分嫉妬…いやいや感動させられたものだ。

奇跡のような、たった一人でのカフェでの
凄まじい光を発していたライヴ盤と、この世のものとは
思えないほど美しい、名唱「ハレルヤ」を含むデビューアルバム。
そして来日公演…「また来年来るよ、絶対来るからね!」
そう云ってたのに、二度と帰らぬ人になってしまった彼…。

我が家の家人曰く、

「あんな美しい歌声の彼だから、天使に好かれてしまった…」

ちょっとわざとらしい台詞だが、リアルに納得してまう私であった。

和声を学ぶ為だけにバークリー音楽院に入学し、
コードの成り立ちを完璧にマスターしたら即退学して、
カフェで唄いだしたら、様々なレコード会社の担当者に発見されたが、
彼と契約できたのは、なんとColumbiaを買収して巨大化していた
日本のSonyレコードの、日本人A&Rマンだったそうだ。

しかも本社へのデモンストレーション用にカフェで録音した
2トラックのテープ音源が、こうして世界発売されることになって、
我々の耳にやっと届くわけで…

「なんだこいつ!?スッゲエなあ!えっ、放浪の吟遊詩人
ティムバックリー…彼の息子!?初めて買ったレコードが
フィジカルグラフィティと太陽と戦慄!?」

そんなだから、当然レパートリーもマニアック…
レナードコーエン、ボブディラン、ザ・バンド、ヴァンモリソン、
レッドゼッペリン、スライ&ザファミリーストーン、ヌスラット、
ニーナシモン、エディットピアフ、ビリーホリデー、ジョンレノン、
そして父上ティムバックリー…etc.etc…。

この曲はヴァンモリソンのソロ1stアルバムで、かつ大名盤でもある
「Astral Weeks」に入ってた曲。

彼の壮絶な歌唱もさることながら、唄とコードの関係性を知り抜いた
ギターテクニックがとにかく凄い!

Jeff Buckley - The Way Young Lovers Do (Live At Sin-é)

 
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